少子高齢化は全て悪いものなのか?
地球にはもうこれ以上人口を増やす余裕がないー減らすことが自然である
●東京に偏った人口―大都市の人口集中が問題
人間は何でもいい面と悪い面が出てくる。それはあらゆる問題でそうなのである。科学技術は、人間にの生活を便利にしたがは反面様々な災いももたらしたのである。車は便利でも交通事故で苦しんだのもそうである。それは技術を。人間の技術は?常に生活を便利にするとともに必ず何か不都合なことが出てくる。それで技はわざわいにもなったのである。人間にはそういうカルマがつきまとっている。全面的に良いものはないのである。
だから少子高齢化を考えるときもそうである。それはいい面と悪い面に必ず働くのである。 常に悪いことばかり言われるが、そうでもないのである。 この少子高齢化問題でも歴史的に考察する必要がある
なぜなら元々人口は明治時代で3000万くらいだったのである。今はその4倍もあるからである。これほど人口が増えた時代はなかったのである。だから長い歴史からみれば異常なことだったのである。
なぜこんなに人口が増えたのか?やはり農業社会から工業社会へ変わる過程で人口が増えた。 江戸時代は農業社会であり、人口はほとんど変らなかったからである。人口を増やすとしたら新田開発であり、元禄時代にすでにそんな状態になっていた。全国の地名に新田とあるのは大概元禄時代までに開拓されたものである。相馬藩内では葛尾村に山の方に元禄という碑がありそれは検地が行われて行われて記念として残された。でも元禄時代で既にかなりの土地が田んぼになった、そのために元禄時代は繁栄した時代となっていたのである。江戸時代に豊になるということは、米を増産する他なかったからである。 だからこそ米を作るためにあらゆる場所が開墾されたのである。
そしてなぜ新潟県が明治時代になっても一番人口が日本で多かったのか?東京よりも多かったのである。そこはやはり米の一大生産地であり水に恵まれていて、うまい米ができたからである。今でもそれは継続されている。それから北前船が日本海を航路として。交通の要所となり栄えたとなる。太平洋より日本海が交通路としてあり日本海側が 栄えるたとなる。それでコロナウイルスで苦しんだは江戸時代にはやはりコレラがあり新潟県の阿賀野川を通じて会津の方に伝染したのである。
つまり。日本海側航路となって川が交通路となっていたから人の移動が多い時ウイルスもやはりは伝染してくるのである。
交通の要所になるところはやはり栄える人口も増える。だから瀬戸内海沿岸地帯の広島とか山口が人口が多く栄えたのは分かる?
少子高齢化は悪いことばかりしか言われない。でも本当にそうなのだろうか?それは歴史的に考察すれば自然の理でありそれに逆らうことができないのかもしれない。日本の人口であれ地球の人口であれもう限界にきていたからである。
まず1000万も住んでいる東京などはもう人間の住むところではない。だから少子高齢化を語るときこの大都市への人口集中の問題なのである。なぜなら東京の人口は地方に分散すれば日本は返って住みやすい国になる。つまり東京とか大都市に人口が異常に集中するのは、自然の理に反しているのである。
江戸時代であれ明治になっても、日本は人口的にはバランスが取れていたのである。 新潟県の人口と東京の人口は変わりなかったからである。
●農業社会だと人口のバランスがとれていた
そうなっていたのは、やはり日本は農業者会だったからである。
農業社会は土地が資本だから土地に見合った人しか住めないからである。日本の人口は明治から大正から。昭和と人口は増え続けていたのである。戦前も増えていたし。戦争に負けても日本が焼け野原になっても。人口は増え続けていたのである。戦争に負けて生まれたのは団塊の世代である。 そうして高度成長時代があり日本は成長し続けたのである。でもそれに歯止めがかかったのはやはり自然の理であり。これ以上人口が増えることは自然の理には反すから歯止めがかかったともなる。
そして農業社会は土地が資本だから土地を拡大しようとする。日本の戦争が太平洋戦争は実は満州から始まったというのもそのためである。農業するために満州に渡った人たちが住んでいてその土地の奪い合いから戦争が始まったからである。満州では日本人は米まで作っていたのである。そこは相当に寒いけどでも日本人は米をつくっていたのである。講師、農業社会ではこうして土地を。持たなければ。生活はできない。その土地を手に入れるために戦争にまでなったのである。それは日本では戦国時代からそういうことがあった。
だから意外と農業社会というのは土地の奪い合いがあり、戦争があったとなる。
なぜそもそも日本であれ世界でも人口は増加し続けて来たのか?日本だけが少子高齢化というのではない。それは世界的に起きているのである。もう地球で増える人口を養えないのである。だから人口が減るということは自然の理であり。それが悪いともならないのである。このまま人口が増え続けてはいれば地球は汚染されて住めめなくもなる。
普通に自分の住んでいる場所は原発事故で住めなくなくなったところがあるからだ。つまり原発にするにしろ。それは危険なものである、人間が操作できるものでもなかった。その無理をした結果として、自然が汚染されて進めなくなったのである。科学技術は万能のようになった時代だが、それにも限界がありかえって人間を不幸にしてしまうのである。
●森が再生して江戸時代から縄文時代に戻る
そもそも人口を人間の力で操作できるものなのだろうか? なぜこれだけ地球で人口が増え続けている?このまま増え続けたら、地球は人間によってを汚染されて住めなくなる?だからこそ自然の理によって人口増加に歯止めがかかったのかもしれない。人工を調節するということも神の力でなされるのかもしれない。ウィルスのがその働きもすることはあると思った。ウイルスによってウィルスがばらまかれ人間の人口増加を減らすということである。人間の活動には問題がある。今やその活動を止めることが制御することが必要になっている
そのことは2000年前にすでに老子が指摘したように言われていたのである。人口が1億人の時、すでにそれが中国で言われていたのである。その十倍以上もの人口になっているのが中国である。だからもう増やすということは限界に来たのである。
だから今実行すべき事は人口減少を止めるということでもない。何か奇妙になるかもしれないが。時代が逆行して行くのである。江戸時代からさらに縄文時代まで戻る。何か空き家とか空き地が耕作放棄地が増えてくるのもそうである。耕作放棄地とかはそのまま放っておくといずれは森になっていくのでは?それはこの辺で津波があり、田んぼが一時的に森のようになったからである。木は伸びなかったが、そのまま放置していると森になったのである。
もともと田んぼだったところは森だったからである。日本はもともと森に覆われた国だったのである。そして再び森が復活して再生する。荘厳な自然の景観が回復するともなる。
そしてそこで自然と調和した適正規模の国土が作られるかもしれない。だから未来が必ずしも悪いはならないのである。なぜなら大都会に未来があるのかといえば無い。むしろ森が再生し復活して日本にが分散して適正規模の中に住んでいればそれはもしかしたら理想的な世界かもしれない。
でも実際は未来とは科学技術の発展のことである。でも原発事故のように科学技術技術がすべて良いものとして働くとこはならない。何か必ずその技はわざわいとなるのである。そして科学技術には限界がないように見させる。でも実際は限界があり。本当に開発を進めていくと災いが起きてくるのである。それは原発事故で証明されたのである。
●人口を人間の力で操作できるのか
いずれにしろ少子高齢化というのは人口問題は人間の手で操作できるのかという問題がある。むしろそれが自然の理に合ってるから。そうなったともなる。 だから空き家が増えているが隣の家が空き家になったらその庭を隣の家が利用する。 すると狭い住居に住んでいる日本人が広いところに住み気持ちも広く豊かになるというのも一つの見方である。
現実に私の家の隣には空き家になったが、その庭が広いのである。それがが利用されないことが何か見ているのである。その庭に無断で入っているからである。他にも立派な庭がある。家でも放置されているのである。 だからそれをどう利用するのかが問題になる。
ともかく人間の心情として何か成長する、発展するということが常に望まれる。でも減らすとか成長を止めるとかいうことはいいいい感じがしない。それは何か?気が滅入るということにもなる。でもそこにも良い点がありすべてが悪いとはならないのである。
その成長する増やす、拡大するとかいう思想はヨーロッパから来た思想であり。資本主義の思想でもある。絶えず投資して。成長し、発展させる、進歩するという思想である。でもその思想自体が地球に適用できなくなっているのである。すると東洋的。思想がそこで。見直されることになる。 世界は大航海時代から。西洋中心の世界が作り上げられた。その他は東洋でも。南アメリカでも。植民地化にされたのである。
その思想自体に自然の理に反するものがあり地球自体に適応できないものとなったのである。
それで老子のいう小国寡民が今何か現実になっているのである。確かな事は人口が増えすぎた事である。だから減らすということが悪いとは見えないのである。日本だって東京は1000万以上住んでいるのだから地方に分散すればバランスが取れてくるのである。
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