アメリカのトランプのエリートの反知性主義と似ていた共産主義の革命?
【焚書坑儒などがあり知識人への憎悪がアメリカを分断する―ラストベルトの反発】
アメリカの平等主義は、知性と権力の結合、つまり知的エリートが権力を独占することに反感を抱かせるのである。
したがって、それが反知性主義となり、平等の名の下にエリートの思想狩りをすることに繋がるわけである。ハーバード、イェール、プリンストン大学などがその典型である。
ハーバードを恫喝するトランプの「リベラル狩り」に大衆はなぜ喝采送るのか…背景に米国の低学歴層が抱く反知性主義
なぜ起きたカンボジアの虐殺ー中国の文化大革命も同じ】
【知識人が憎まれた理由ーAI化でかわる労働
クメール・ルージュ政権は頻繁に、専門家、知識人、仏教僧侶、少数民族だけでなく、カンボジアの旧政権や外国とつながっているという疑いで誰も彼も逮捕して処刑した。型にはまったように、眼鏡をかけたり複数の言語を話したりといった特徴で知識人と見なされれば、クメール・ルージュに反抗するおそれがあるとして処刑された[71]。、ビジネスリーダー、ジャーナリスト、学生、医師、法律家に加えて、それまでのカンボジアの軍、政治指導部の粛清につながった
高い地位、儀礼、富、学識など、そういうものに到達した人々について
わたしが思うには、彼らの到達したものは彼らの体と魂に結果を残すものではない限り
すべて彼らの身につかず、浪間に消える‐ホイットマン
ただ高卒の人で大工さんであり庭師の人はその人も何か人に負けたくないという気持ちが人一倍強いのである。それで大工だけではなく庭師もするようになった。田舎だとやはりいろいろなことを要求されるからそうなったのだろう。だからその人は才能があるのであるただその人は異常なほどに人に負けたくないという気持ちが強いのであ。だから私に対して大学出ているということでそれだけで何か自分が劣っているということを感じでマウントしてくるのである。
そして本に対しても憎しみを持っている整理したりしてこんな本はいらない捨てろとか言っているのである。それは別にそういうことはかつて歴史でも起った。知識人が時の王様を批判したとき憎まれて焚書坑儒があり書物が焼かれたりしたからである。まだ中国で文化大革命が起きたときやはり知識人が農家に地方の農家に働かされるようになったからである。下放ということがなされたからである
アメリカが今トランプ大統領になり何が起きているのか、
アメリカの平等主義は、知性と権力の結合、つまり知的エリートが権力を独占することに反感を抱かせるのである。
したがって、それが反知性主義となり、平等の名の下にエリートの思想狩りをすることに繋がるわけである。ハーバード、イェール、プリンストン大学などがその典型である。
ラストベルトというときそこは製造業でありITとかコンピューターを駆使したカルフォルニアとかの金融業主体の人達とは違う
何かそうしたものに反発する人達がいる、それは自ら汗をかき物つくりをする人達である
それは工場労働者だけど更にさかのぼれば職人である。最初のアメリカ開拓時代は農民であり職人であり肉体労働者であり
その人たちを賛歌したのがホイットマンだった。体で身に着けて人格を作るとしていたからである。
それは職人気質とかが作られた日本とも似ている。そこに誇りを持っていたのである
またその人達の価値は認められていたのである。
だから不思議なのは製造業のラストベルトというとき錆びついた工業地帯で働く人たちがないがしろにされて誇りすら奪われたとしてその人達を代弁しているからトランプは大学を有名大学でも攻撃している
何かこれが毛沢東時代の知的労働者でも下放されて農村で働かされたと共通している。習近平もその経験をしている
またカンボジアでは眼鏡をかけているとかだけでもまた医者ですら粛清されて殺された
それは始皇帝時代から焚書坑儒があり知識人が殺された。それも恐ろしいことである
つまり今起きていることは時間軸で見れば形は変わってもカルマの再現だとなる
現実の私の家のリーホームした大工さんは本を捨てろとか何か知識人であること自体を憎んでいた
ただ私は別にその人を軽蔑したわけではない、むしろ賞賛していたのである
なぜならその大工さんは庭作りから壁塗りからといろいろできる人でありそれで他の大工さんと違っていたから誉めていたのである。でもその大工さんは知識にうといからわからないからそれで反発した
でも家とか建築のことについて詳しいから感心していたのである
つまり人間には歴史をたどればこういうことがあった。僧侶とかでも反発されてたのは知識人だからである
それが共産主義というときマルクス主義という時知識人が現実に導いたものである
そしたらマルクス主義者自体が知識人であり殺されるとまでなっていた。それもおかしなことである
ともかくアメリカ人はホイットマンの時代に郷愁を持っているのかとなる。ホイットマンのように肉体労働者が賛歌された時代である。それは数字を操作する金融業の人達とは違っていたのである
なにかそれが偽りの労働であり人をだますものでありそれでハーバート大学の人はそうして作り出す投資信託であれ金融商品が詐欺だとして良心の呵責に耐えられず辞めたとかある
また日本の銀行員でもそういうことがあり生きがいを感じられず農業に従事したとかなる
何か労働という時、農民が米を野菜を果物をじかに作るとき天に神に感謝する、そのときそのとれたもの食べるとき買うのとは違い特別な喜びがある。それは大地と結びつき天と結びつくからである
何か労働というものが世界的に荒廃している。『西洋の敗北』エマニュエルドットでプロテスタンティズムが失われてしまって空虚化したというのは理解できる。労働は宗教的行為としてもあったからである、何かトランプ大統領が福音主義者の応援を受けているという時も良き古い時代のアメリカへ復古するということである。それだけ何か精神が荒廃したからだとなる
グレートアメリカアゲンとは復古主義である。それは何か西部開拓時代のフロンテアスピリッツの回帰だともみる
つまり日本だって歴史だとそうした復古主義は必ず起きる。日本なら本居宣長の国風文化の見直しがそれである
また明治以降でもやはり戦前を戦争でもそのとき日本人が一体化したということでなつかしむことがある
そういう復古主義は必ずどこでも起きる。つまり何か世界的にいくらグローバル経済になってもそこに精神の空虚さが生まれていて復古主義が起きるのである。グローバル経済は道徳なき経済でありそれで世界的に物だけがやりとりされるもので精神は荒廃したとなる。
ただアメリカはもともと内村鑑三が留学した時代から金一辺倒の社会でそれを嫌っていた。アメリカは移民の国だからアメリカンドリームの一攫千金を得るために移民がある社会になる。億万長者が生まれる国なのである
ただアメリカには物質主義であり文化ない生まれない国である。それは歴史が短いからである
中国を奈良時代に習ったのは高度な文化があったからなのである。まず漢字はその文化の最たるものであり文明とは文で漢字で明らかにするものだともなるから漢字を取りえれることで遣唐使を派遣したともなる
アメリカに文化を習う取り入れるとかはない、科学技術を取り入れるとしても何か文化を取り入れることはない
だから世界でアメリカを尊敬するということはない、ただ軍事力と経済の物質主義の国だとなる
それは西欧文明とも違たものである。民主主義といってもそれは文化ではない、行詰まっている
とにかくグローバル経済自体が行詰っている。それはやはり文化を創造しないからだとなる
タグ:焚書坑儒 カンボジアの悲劇 トランプの反知性主義 ラストベルトの反発 共産主義革命の知識人の弾圧 毛沢東の下放 アメリカの復古主義 ホイットマン時代の労働者の賛歌 文化大革命の知識人憎悪 失われた労働倫理 プロテスタンティズムの喪失 グローバル経済の終焉 文化無きアメリカ
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