2008年12月17日

新幹線にケンジ(賢治)が乗っている!(仙台-盛岡が一体化する)

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新幹線にケンジが乗っている!


新幹線は雲海の上を走っているのか
山の頂上のみが顔を出し
街々は雲海の下にあるのだろうか
冬の銀河が近く白鳥が翼を広げている
高架橋のながめは地面をゆくロ-カル線とは様変わり
一面の街の灯が下に見える
仙台から盛岡はすぐだ
岩手山がすぐ視界に入り仙台から見える
みちのくは一気にせばまり暮れる
白銀の北上川がところどころ見える
大蛇のようにうねうねと鱗が光りあやしい
みちのくをつらぬく大河は空よりみると一望できる
北上に一時とまり水沢江刺につく
ここは今まで鉄道は通らずとまらない街
夕暮れ冬の灯がともり記憶にとどまる
新幹線のとまる駅、沿線の景色は新しい視界に入る
高架橋の脇に小さな御堂が一つこれも奇妙だ
新幹線は古の都、平泉にとまらないので寄らず帰る
新幹線は歴史の名勝をぬかし変えてしまうのか
盛岡から仙台もあっという間、みちのくの冬夕焼けが美しい
また中津川の岸辺の喫茶店でホットユズを飲み
仙台と盛岡を行き来して二つの街は合体する
空間は距離は圧縮されて新たなみちのくの世界観が形成される
やがて青森へも新幹線は通じて函館は近くなる
その時またみちのくと北海道は一体化するのだろう
やはり未来は日本でもグロ-バル化して世界は縮小化される
大きな点はさらに大きな点と発展するが
小さなロ-カルな点はさらに縮小して見逃される
ああ、それでも新幹線の流線型の車体は美しい
ケンジが乗るにふさわしい未来の乗り物だ
パソコンを操るビジネスマンはみな英語だ
ケンジならエスペラントを駆使して世界と交流しコスモポリタンとなる
日本のレオナルド・ダビンチや天才は忽然と一人時代を越えた
ケンジの頭からとめどなく未来のイメ-ジが流失した
だから新幹線にケンジがのっている

 


賢治の多様な才能には驚く、これこそ天才だとなる。あの時代にすでに百年後のイメ-ジを詩にしているしそれはなお今の時代でも未来に通じている文学を作り出していた。では天才でなければまねできないのかというとそうでもない時代になったのだ。つまり高齢化長生きの時代は天才でなくても多様な才能が開花しやすい、そういうお膳建てもできているしレオナルド・ダビンチが賢治がイメ-ジした世界はすでに現実のものとなっているのだ。長生きの暗黒面だけを認知症中心に書いてきたが高齢化には明るい面もあった。それが多様な才能を開花しやすいということであった。

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多様な才能が開花しやすい高齢化社会

 http://musubu.sblo.jp/article/24461576.html
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