2009年02月24日

死者は冬の水のように透き通ってゆく・・

 
 
死者は冬の水のように透き通ってゆく・・・・・
 
 

死者はだんだん冬の水のように澄んでゆく

死者は日々浄められて

底まで透き通るように澄んでゆく

死者にはもはや触れることはならず

死者は生者から離れ冬の水のように透き通ってゆく

死者はもはや愚かなることは成さず語らず

死者は人に災いを与えず安らかに

死者の心は冬の水のように透き通ってゆく

死者はその澄みし底に落ちるものを知るだろう

だから死者をその透き通る水を乱してはいけいない

死者はやがて美しき汚れなき花と咲くだろう

その花を水に写して小鳥の歌を聞くだろう

妙なる美しい楽の音を聞くだろう

美しいもののみが映え見るだろう

死するは悪しきことにあらじ

死者は日々浄められて

まことに浄土にあるべきかな


 
posted by 老鶯 at 21:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩全般
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