
亀の浮く池に桜や相馬かな
城下町辻を曲がりてつばめ来る
新しき店に入るや春の街
春の街小物一つ買い帰るかな
街道を横切る蝶のいくつかな

相馬と原町というと雰囲気が違う、私が原町というとき今は六号線沿いの道の駅がある所である。駅前通りにはほとんど行っていない、駅前通りはシャッタ-通りとなり古町になった。町の活気がない、六号線沿いになぜ活気があるかというとやはり六号線は国道であり遠くから人の往来がある。外部からの風が入ってくる。六号線沿いに桜井古墳があるし無線塔があったのも六号線沿いである。南相馬市原町区のメインストリ-トは六号線沿いであり駅前通りではなくなった。市立病院には実際半年も通ったからあの建物のも市にとっては象徴的な建物だった。そして一番立派な建物であり最上階から海が見える。海が見渡せるのは南相馬市ではこの建物しかないのだ。六号線沿いでなくても駅の東側に新しい店やレストランがあるから駅の東側で用はたせる。ショピングセンタ-ができてもやはり六号線沿いにあることは変わらない強みである。道の駅などは外部からの客を待っているからだ。ショピングセンタ-は近辺の人の集客力に頼っている。なぜ駅前通りが廃れたのか、これも車社会のためである。汽車が電車が主役だったときはどうしても駅前通りに人の流れがある。今は車社会だから道にそって人の流れいや車の流れがあるからそうなる。メインストリ-トは六号線沿いなのである。
南相馬市の原町区に比べ相馬市は城下町ということが違っている。城も残っていないしどこが城下町かとなるがやはり雰囲気がそうなのだ。相馬市に来るとなぜか沈んだ感じになるのだ。
池に亀が浮いてのんびりしているというのも相馬市であり原町区ではそうはならないのだ。
城跡を中心にして街が形成されているのが影響している。あそこに高いビルなどが建ったらそういう感じはなくなる。今日は相馬の新しい店に入った。木工のインテリアの店で家具の店である。木の感触を活かした店作りである。めずらしいと思い入り一つメモを書くものが気にいったので買った。この家をかたどったメモ台は立てておくと何をメモしたか見れるからいい、多少高かかったがメモは最近買物で必ず必要なものとなったから買った。

今日は歯医者に行った帰りだった。歯医者も実際は相当高い、奥歯がかけたのでかぶせただけで今日は八七〇〇〇円とられた。これは保険分をたせば八万七千円とかになる。その前にすでに五千円くらい払っているとするとすでに一三万とかなり今度もう一つ入れ歯をするから一六万くらいになるのか、入れ歯は安いとか、ここで入れ歯をしたけど全然あわなかったと母がなげていた。そもそも入れ歯は金にならないとかあわないのが普通である。歯医者が金にならないから熱心ではないのだ。名人と言われた人が死んでそのあと入れ歯のうまい歯医者はいなくなった。私は医者は三〇年くらい行っていない、二〇年前くらいに自転車の事故で歯を一つなくして入れた記憶はある。それ以来医者に行っていない、医者に行かないので保険金をその理由で別に支給されたことがある。保険も実際医者にしょっちゅうゆく人と行かない人が同じように収めるのは不公平である。それで麻生首相が不摂生の同級生をみて保険金はらうのは馬鹿らしいとういのもわかる。でも六〇歳以上になると必ず病気になる人が多くなるから保険に入っていなかったら大変である。
歯医者の帰りにマルマツとかでチキンカツドンを食べたがランチで四〇〇円もしないのには驚いた。弁当より安いのには驚いた。あれで商売成り立つのかとも思う。そのレストランに一〇人くらいの知的障害者が入り大きな奇声をあげるので困った。認知症の場合も大きな奇声をあげる人が病院にいた。あれは頭痛くなる。知的障害者はやっかいである。おとなしい人はいいのだがあのようになると他の人の迷惑になるからこまる。デザ-トにアイスでも食べようとしていたが早めに出てしまった。この世での不幸はいろいろあるが知的障害者をかかえた家族の不幸は最悪なのだろう。自分も経験したからだ。治療する方法がないから困るのだ。でもこれからも一定数の知的障害者を人類はかかえることは変わりない、出産のリスクが変わらないためなのかよくわからない、それからまた今や老母が半場介護状態になりつつあるから余裕がない、年だから医者に行ってもどうにもならない、だんだん弱り死んでゆくほかないのが老人である。親しくしていた人も脳卒中になり近くの病院で寝ている。半身がマヒしているので前のようにはもどらないから困る。介護がなぜ大変なのか、家事だけでも男は大変なのに、その他何倍もの負担が課せられるのが介護なのである。それを男一人にまかせられるからまいってしまう。介護するには一人に二人が必要なのである。しかし少子化で二人の親を一人の子供がみるようなことがふえてくる。これでまた悲劇が起きる。今日はこんな一日だった。
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