2009年09月12日

初秋飯館村(詩)


初秋飯館村



農家が木立の中に点々と隠され

道の辺の古木に秋の夕日がさす

森深く淋しく一羽鳥が鳴き暮れる

森の中に大岩が沈黙を深める

山陰に一すじ清い流れがひびく

牛の歩みのように急がずして

ここに実りは静かにもたらされる

爽やかな風がわたる高原の村

秋の星々がさえてきらめく

農家が木立の中に点々と隠され

緑の森に深くつつまれる村

風がそよぎわたり樹々の葉にさやぐ

静寂の中に美しい楽が自ずから生まれよう

あせらずその声に耳を傾けよう

あざみが大地に根を張り

悠々と大岩は動かざるかな

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posted by 老鶯 at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩全般
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