2009年10月30日

十三夜の月 (後の月)

moonmichino11.jpg

moonlate12.jpg



月照らす石の寂けさ死者眠る


十三夜の月こそ静か死者眠る

山頂に滅びの跡や後の月

みちのくに晩年静か後の月

薄雲を通して光る後の月

みちのくの都に逃れ後の月


今日は十三夜だった、確かに満月じゃないけど月が明るく光っている。後の月というのもいい、中国では十五夜であったが一三夜は日本の貴族がはじめたとかなると・・・


中秋の名月は中国で行われていた行事ですが、こちら十三夜の月見は日本独特の風習だそうです。一説には宇多法皇が九月十三夜の月を愛で「無双」と賞したことが始まりとも、醍醐天皇の時代(延喜十九年:西暦 919年)に開かれた観月の宴が風習かしたものとも言われます。

中国の文化を深化させたものが十三夜の風習だった。月と死者もあっている。十三夜というのはある意味で不思議である。そろそろ冬に入るころだから冬を意識した月でもあるが冬の月でもない、皓々と冷たく光る月とも違う、今日は特にあたたかいからやはり秋の月でありそれも秋として最後になるのか、そうした月なのである。みちのくというと歴史的にも風土的にも幽玄の世界ににあっているのかもしれない、霊山も滅びの跡であり平泉もそうである。そこには京都から逃れた義経など権力闘争に敗れたものの逃れる場所だった。みちのくは政治的な場所でもない、大阪のように商人の栄えた場所でもない。みちのく自体が霊場なのである。恐山のいたこの世界である。日本でもそれぞれの地域で個性がある。沖縄があり九州があり四国があり北海道と・・・変化に富んでいるのだ。その中でみちのくのしめる場はまた独特なのである。太陽より月がにあうのがみちのくになるのかもしれない、十三夜の月は確かに趣深い・・・

プログ見たらやはりまんまるい月ではない、ちょっと欠けている月だった、かえって十五夜より何か幽玄な感じがした。それで切り取って合成したのが下の絵である。こういうとき同時間だからネットは役立つ・・
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/33297321

この記事へのトラックバック