春北風(はるきた)に向かいて走るロ-ドかな
塀の内畑の広く冬菜かな
原町に今日も買物冬の暮
北風なのだけど寒くない、その北風に向かってロ-ドで走る。電動自転車は坂とか風や荷物に強いが平地では遅い、やはり本来の自転車の走りではない、スピ-ドがでない、平地ではロ-ドがいいのだ。自転車は本来は平地に向いた乗り物だった。だから平地の多いフランスとかドイツとかに向いているのだ。
農家だと長い塀がありその中に広い畑があるのは普通である。これも狭い庭と見晴らしのきかない家に住んでいるとうらやましいとなる。相当に気持ちにも影響する。心も悠々としてくる。ただ今は町から遠いと車がないと不便だから車のない人は町内にすむほかない。ここで黄色の蝶が飛んだ。でも今日は大寒だから初蝶にはふさわしくない、冬の蝶なのだろう。季語もいろいろあってむずかしい。冬の水があれば寒の水もある。寒の水となると寒さがさらに感じる水であり冬の水となると澄んだ冬の水となる。ともかく俳句は写生に徹すればそれなりのものができるだろう。塀の内-広い畑-冬菜・・・これは全く写生に心がけてできたのである。何の作為もないのだ。これも平凡となれば平凡になってしまう。写生の句は誰でもできるから誰かが同じものを作っているのではないかと常に思ってしまう。冬菜というと一般にみかける。でも塀の内となるとまた違っている。そこに着目したわけである。
電動自転車だと原町に買物に行く回数が増える。鹿島だけでは買物はたりない、原町の駅の近くに惣菜やオカズに野菜に果物でも安い店がある。あそこに何回も行っている。鯛焼きが5個で300円でありス-パ-では一つ百円である。中味はあんこは変わらない、するとス-パ-で買うのが損になる。値段の差が大きいのだ。鹿島は商店街も廃れ方がひどい、余りにも閑散としてしまっている。これも原町が近いということにあった。原町で買物をすます人が多いのである。車がないときはたまにしかいかないがこうして便利になるとどうしても買物に行くようになるのだ。いづれにしろ鹿島と原町は近いから一体なのである。買物とか何度も用事があり行くところは生活的にも一体化するのだ。相馬市はまだ遠いからなかなか行けない、それで生活的には一体化していないのである。
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