2010年02月22日

召使、お手伝いさんは極めて人間的な仕事(プログの紹介)


召使、お手伝いさんは極めて人間的な仕事
(プログの紹介)


イギリス最初の小説の主人公が、召使だなんて。
『パミラ』で初めて主人公の内面描写が描かれたという


召使いは、主人の私生活のなかでは永遠の「第三者」である。召使いは、優れて私生活の証人である。
(『ミハイル・バフチン全著作〈第5巻〉小説における時間と時空間の諸形式 他―』より)

故郷の家では、召使は地位は低くても、家族として扱われ、主人と共に喜び、共に悲しみ、また主人も、召使を親身になって世話したものでありました

しかし、その聖なる家庭の中を、じっさいに「手を使って」清めているのは、われらが召使いです。礼拝堂を掃き清める信者のように、召使いは室内の床をはき、磨く。
目立たず、ひっそりと。控え目に、勤勉に。わたしは、「召使いこそが、家庭の神聖性を体現している」と思うのだ。

(執事たちの足音)
http://blog.goo.ne.jp/countsheep99/e/60b08f650005074efba2f2c0d7438724


ヘルパ-とかお手伝いさんでも召使でもこの人たちの仕事は家庭に入ってくるから他の仕事とはかなり違っている。家族の一員となりやすいのだ。執事のことをプログで書いている人がいたのもインタ-ネットならではである。現在では古い型の本当の執事もいなくなった。それだけの貴族もいなくなったのだろう。召使は日本でも武家にはもともといた。召使はそもそも家内工業とか家族が経営体の場合、使用人がその家に勤めることになったから家族の一員ともなって同じ墓に納まっているのが日本でもある。今の仕事はそうした人間的な面が少ない、機械的でありロボット的である。人情が働く場面も少ないのである。秋葉原殺傷事件が起きたのも単に給料の不満だけではない、人情が通わされない機械化された工場の仕事環境にもあったのである。

イギリスで最初の小説が召使を主役にしたものだったというのわかる。 召使は極めて人間的なもの人間臭いものでありそこに人間のドラマが展開されるのだ。他人が入ってきてもその家の事情に詳しくなり一体化してしまうのである。礼拝堂を掃き清める信者のようにというとき霊前に花を捧げる時などそれと同じである。その家の祖先を供養して祖先にかかわっているのだ。実際は全く知らない人でもそうなっているのだ。戦前は女中とか金持ちの家には家事が大変だから必ずいた。今は介護のヘルパ-とかお手伝いさんとかなっている。実際お手伝いさんを住み込みで雇っている家は今は相当な金持ちだろう。お手伝いさんといってもそういうふうに家に一緒に住んでいたら本当に家族同様になってしまう。だから認知症になっても世話していたというのも長年一緒だったからできることだった。家族同様だからできることだったのだ。

自分の家などもともと貧乏だからお手伝いさんとか雇ったことないからどういうものか全く知らない、お手伝いさんといってもそこまでなっていない、一時間くらいだとすると家に住み込みで働く召使とはまるで違っているがやはりお手伝いさんという仕事がありこれは極めて他の仕事とは違う人間的なものだとつくづく思った。だから金さえあればお手伝いさんを雇いば毎日来てもらいば孤独死というのはありえない、一方でヘルパ-とかで今家庭に入ってきて金を盗まれたり女性に老人が騙されて殺されたとか物騒なことまで起きているのはそれだけ家の事情がわかるから反面そういうことが起こってくるのだ。ヘルパ-とかは昔の金持ちに住み込み勤める女中とか召使とかとは違っている。同じようでも時代が変わると違ったものとなる。でも世の中は家族だけではできなくなることがありそれで今でも他人を家庭に入れて助けてもらうことがどうしても必要でありそうした仕事は形を変えて需要があり現代のような孤独死するような環境だと余計にそういう人の需要は高まっているのである。この仕事はその家と深くかかわることが他の仕事と根本的に違っている。今だったらお手伝いさんを雇うことが経験できるのは後進国である。二人雇うことが義務づけられているとか給料も安いからできる。そこで地元の人と親しくなれるしお手伝いさんはどういうものか体験する。日本では二人もお手伝いさんを雇えるところは今はまれだろう。後進国に勤務した人はみなそうしているのが普通だから経験できるのだ。

引用したのはまずい面はあったがこういうことを研究している人もいるからインタ-ネットの面白さがある。自分でもお手伝いさんなど興味なかったがお手伝いさんは孤独な老人がふえるとき需要が高まる仕事なのである。

執事たちの足音
http://blog.goo.ne.jp/countsheep99/e/60b08f650005074efba2f2c0d7438724


このプログは特異だから推薦できる。こういうところにインタ-ネットの利用の知識の広さが役立つのである。
posted by 老鶯 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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