2010年03月26日

浜街道春の浪江(高瀬川)の詩


浜街道春の浪江(高瀬川)の詩


高瀬川轟き流れ春の日や
広々と浪江の大地開けたり
大堀に陶工の業は受け継がれ
相馬焼きの一品を買いぬ


高瀬川春の光にきらめきて
山鳩の嬉々と飛びつつ
春の日に二つの川落合いて
太平洋と流れゆくかな


その昔言祝ぐ橋の一つかな
村と村とは結ばれ栄いぬ
浪江の大地を耕すものや
新たなる力を注がむ


流れ入る川や広々と
かなたに望む行く船や
春の日に鴎群れ飛び
請戸の湊に漁船いでゆく


知られたる高瀬の清水や
西行もここに喉を潤しぬ
浪江の宿や相馬の殿も休み
磐城の境大熊に向かわむ


夜ノ森は余の森なりき
森深く小暗き道なり
その森に境を成しぬ
小良が浜もここより近しも


高瀬川轟きその奥そ深しも
葛尾村は山中郷の相馬藩
三春藩との境を成して
野馬追いの旗を伝えぬ


浪江は標葉郷にて相馬藩
野馬追いにその旗連らぬ
その日のまた来たらむや
相馬の武士の心騒ぐかも



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高瀬川の魅力は上流にダムがないから自然のままだから川の流れもいいのである。上流にダムができれば必ず自然はそこなわれる。一見下流は関係ないように見えてもそこなわれる。今や日本中ダムだらけだというときダムがない川は貴重なのである。実際そんなに日本では堤防さえしっかり作ればダムは必要なかった。公共事業としてダムが過剰に作られたのである。ダムが作られたことによって川は明らかに何分の一かは死んだ。浪江が川の町としたときやはり高瀬川の魅力が大きいのである。高瀬川の上流の激流となるところは気持ちいいのだ。会津だとこうした激流になるところがかなりあるが阿武隈山地にはそれほどないのである。阿武隈山地の魅力は地形的には山から太平洋に出るところにあるのだ。会津だと海に出ることはない、猪苗代湖が海の代わりになるのだ。浜通りは外からくると平凡で魅力ないというが相馬藩全体の地域を回れば地形的にもかなり魅力ある場所なのである。これはどこでもそうである。一部分しか通りすぎないとその土地の魅力はわからない、六号線だけ通りすぎても浜通りの魅力はわからないのだ。浪江は他に大堀の相馬焼きがあるしあの辺一帯は高瀬川があり広いから気持ちいい、窯元でもあれだけ広々とした地域にない、狭い地域の場合が多い、川と山と海が織りなす所が浪江の魅力だけどやはり高瀬川の魅力は大きいのである。

福島県陸前浜街道の自然と歴史をたどる
http://musubu.sblo.jp/article/27661830.html


浪江の地名と土井晩翆の歌
http://musubu2.sblo.jp/article/19103374.html

posted by 老鶯 at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 詩全般
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