
夏雲雀燕飛び交い朝走る
時鳥夫婦で上る国見山
風涼し南相馬市国見山
夏鶯飯館広しなお暮れじ
飯館の大石涼し日の翳る
清らかな流れの奥や一軒の家のありしや木陰深しも
朝風に藤の花ゆれ清らかな流れのひびき山奥に入る
山の道行く人もなく長々と木陰のつづき風のすぎゆく
長々と山の藤垂れ風にゆれ飯館村のなお日の暮れじ
広々と畑広がり飯館の道の木陰に我が休むかな
新田川の支流をさかのぼり高倉ダムの方に行くと一軒の家があった。いかにも涼しそうな木陰にある家だった。国見山は林道を上ってゆくと登り口がある。国見山は上る場所がいくつもある。頂上近くにもあり車だと簡単に上れてしまう。山で出会うの中高年である。夫婦で上っている人がいた。高い山だと夫婦で上っている人は少ないが低い山だから上っている。
国見山は本当に国見山だった。それも頂上からはちょうど南相馬市が見えるのだ。鹿島区、真ん中に原町区、小高区と見える。相馬市の方までは見えないのである。まさに南相馬市の国見山だった。電動自転車だから高い所から上ったから楽だった。次に10年ぶりくらいで高倉ダムから飯館村の方へ行った。ここを下ったことはあったが上ったことはなかった。かなりの距離があった。舗装されていないの道も長い、これは10年前と変わっていない、車が日に何台しか通らない道である。でもそんな道でも舗装されているがここは舗装されていない、電動自転車はマウテンバイクにもなっているから比較的楽に行けた。ただ電池が予備のも切れてしまうから坂がきついと困る。いづれにしろ飯館村に原町であれ鹿島であれ入るのは相当な距離があるのだ。坂もきついのである。それだけ標高差があるからだ。
今日も晴れわたり本当に夏だった。山は車で近くまで上らないと上れない、自転車では登山口まで行くだけで疲れる。だからずっと山には上っていなかった。山に登るのは低い山でも疲れる。自転車はそんなに疲れない、電動自転車だと疲れない、ただ暑いとかなり消耗する、異常に小便が出るのは病気である。まあ、なんとか山にも上ったので気持ちいい日だった。
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