躍動する自由奔放なる夏の雲よ
今日も空前面にわきあがる
神のキャンバスは空全体だ
無限大の空がキャンバスだ
夏の雲は思い切りその空に
思いのままの形を作る
地上では向日葵に鬼百合にグラジオウラス
今は盛りと競い咲き真昼の陽ざしが明るい
雲の峰はぐんぐんと高くなり雷が鳴る
神の声のごとくに雷が轟きわたる
かなたには大洋が広がり波がひびく
高く飛翔する鳥よ、太陽が眩い
大空に大洋に轟く雷よ
新たなる力を放て放電せよ
神は力に満ちて衰えを知らじも
灼熱の太陽は神の巨大なエネルギ-なり
そのエネルギ-の尽きることのなし
太陽は燃え盛り雲は躍動し樹林に風はそよぐ
壮大なる大空のキャンバスよ
今日も思いのままに躍動する雲の姿
力に満ちて自由奔放なる夏の雲よ
神の声のごとくに雷が轟きわたる
小さき殻を破れ、大いなるものに触れよ
汲々として世を脱しえざるものよ
大空に轟きわたる神の声を聞け
そは何故に地上に綿々と呻吟したる
人は地上に蟻のごとく生きる
大いなるものの声を聞け
停滞と頽廃を打ち破る雷の轟き聞け
躍動する地球の鼓動を聞け
見よ、あんぐりと口を空けて神は空に眠る
そこから大きな笑いが木霊する
自由奔放なる夏の雲よ
自然のエネルギ-は尽きることがない
神のエネルギ-は尽きることがない
神の声は大空と大洋にひびきわたる
神のエネルギ-に満ちた世界に生きよ
そのエネルギ-は無限大にして尽きることがない