ひまわりや電車通るを今日も見る
子供の頃から汽車が電車がすぐ近くを通っていたから汽車が電車が好きだった。でも本当に電車が好きになったのは汽車で電車で旅するようになってからである。やはり一番多く旅したのは電車の旅だったからである。だから電車が走っている、その音を聞くだけで心高鳴る。
子供の頃から汽車が来たとき喜んで見ていた。長い貨物列車を行くのを見ていた。その頃貨物列車が多かった。車社会にはなっていない、輸送は汽車が中心だったのであり駅前通りとあるごとく駅前中心に街もあったのである。今電車の旅が近くでもできない、でもこれだけ旅していると以前として旅している気分になってしまう。
鉄道マニアになるとその範囲も相当広い、マニアではないが電車でこれだけ旅すればどうしても鉄道に興味をもつのである。鉄道に興味をもつというときいろいろあるが電車の走る音すら心高鳴るものとなる。車の音は騒音だが電車の音は心にひびく音なのである。もちろんSLの音は格別なものがある。電車はそれだけ実際は騒音ではない、そのひびきも街に活気を与えるものだった。車は騒音であり活気を与えるのとはまた違っている。実際に鉄道の通らないところを通ると何かものたりないのだ。飯館とか阿武隈高原では鉄道が通っていない村が多いからだ。電車の音が汽笛がひびかないと淋しく感じてしまうのである。汽笛一声新橋はやはり文明開化の音だった。その音は全国に波及したのである。
北海道は老人が歯がぬけるように鉄道がなくなった。その跡をたずねると草に埋もれてわびしいとなる。北海道では半分くらい路線がなくなった。駅のあったところ記念に残されていてもなんかわびしいのだ。常磐線は磐城駅からは複線化していない、でも一応廃線にはならず残っている。一時間に一本は出ているからまだましな方である。もっと乗り降りが少ない線も残っているからだ。つまりまだひまわりがさいて電車を来るのを毎日見ているのだ。今年の夏は異常に暑い、ここでも今日は31度くらいある。猛暑からは解放されたが暑いからあまり外には出れない、今年は自転車で外に出るのは苦しい。車だったら楽だったと今年の夏だけは思った。車は便利なものであり車なしで現代を語れないのだが車にはどうしても非人間的なものを常に感じてしまうのだ。ただたれも実際に車をもっていないからであり車を一旦もっていたら全然違った感想になるだろう。特に興味をもったのはキャンピングカ-である。小型であったが近くに「湘南」ナンバ-のキャンピングカ-が止まっていた。あういうので全国を旅したらまた違ったものになる。
でも今や旅ができない、これは家庭の事情だけではない、体の事情もできてきた。本当に今年は胃腸の調子が悪い、60代になると持病が出やすい、やっぱり旅は若い内するべきものなのだろう。でも今は60代でも鹿児島から青森まで歩く人には驚いたし登山も中高年中心だから60代でも元気な人が多いから昔とは違う。でも自分の場合はそうした旅ができなくなってしまったようだ。でも30年間自由に旅したのだから満足だとなる。やりたいことを若い内にしなかったらとても老後から退職したらやると言ってもできない、家庭の事情やら体の事情がでてくる。いろいろなことで旅することも苦しくなるのだ。でも中高年で海外旅行など行くのは最後の冥土の土産に旅するということがある。特に海外の場合はもう二度と見れないということがあるからそうなるのである。
電車の絵というキ-ワ-ドで調べたら子供の絵では線路と電車を別々に描いている。子供の目からすると線路と電車本体は別なものに写っている。線路をいつもみていてもそこを電車が通っているわけではない、線路は線路だけで見ていることが多いから子供の目からすると線路と電車は別に描かれているのだ。インタ-ネットは常に自分で何かを書いたり描いたりするとき役に立つのである。ただ漠然とかかわると何も得られないのがインタ-ネットなのである。子供の絵も結構でているから面白いとなるし参考にもなる。
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