涼しさや河口に潮満ち釣りの人
砂浜に烏餌漁る晩夏かな
夏菊の一雨ぬれて走るかな
今日は午後から久しぶりに雷雨だった。雨が降ってもほんの短い時間しかふらない、どしゃぶりの雨ともならない、ともかく今日も朝から暑かった。31-32度あった。今の時期このくらい暑いのは辛い、35度がつづいている地域ならそんなの楽だよとなる。福島市はやはりそのくらいの温度だから海側だから海水の温度が下がってきてここも温度が下がったのか、このくらいが夏では普通である。右田浜で一軒が空家となり売りに出されていた。家自体それほど古いものではない、庭は相当に広い、一千万とあった。すぐ近くに新しい別荘風の家も売りに出されている。あそこは1300万だった。ともかく今増えているのは空家である。それだけ住む人が少なくなっている。おそらく簡単には売れない、土地付きで一千万だと安いようだが買う人がいない、海は見えないにしろ海がすぐ近くだから夏なら涼しい、風がすでに町とは違う、海の風は涼しい。街に来るとむんむんするのがすぐわかる。
右田浜は遊泳禁止となりキャンプ場は草ぼうぼうとなって誰もいない、ただ河口には夕方になると潮が満ちて気持ちいい、潮が引くと暑い感じになる。たぷたぷと潮が満ちていると河口らしい。サ-プァ-も一人もみかけなかった。烏が一羽何か残り物を漁っていた。もう晩夏なんだけど今年は実際はまだ夏である。雷雨はまさに夏そのものだった。秋雨とか台風の雨とはならない、やっと多少でも雨が降って助かったという感じだ。でも雨の量が少ないから困る。野菜にも影響している。ともかく暑さにはうんざりだ。体調も悪くしたしこのままでは直らない、熱帯化した日本をつくづく感じた。こんな暑さを経験すると本当に寒い冬など来るのだろうかとさえ思う。冬がなくなってしまうんじゃないかと不安にもなる。それほど暑すぎた夏だった。
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