北風が唸り吹く
一人冬籠もる日々
我が旅して
訪れた街や村を想う
数えきれない街や村
しかし記憶から消えていた
一つの町を思い出した
山々に囲まれた町
そんな町があったのだろうか?
心の中で化石のようなってしまった町
そこも歴史がある古い町
でも奥の細道からもはずれた町
閑却されやすい場所の町
冬は深まり我が年も古りぬ
並べては遠い記憶となり
不夜城の大都会を離れ
化石のように眠るもよし
北風が家を揺すり吹く音
最後に思い出だけが宝となる
2011年01月07日
遠い記憶の町(詩)
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