2011年03月10日

悠長な時間に生きる(詩)


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悠長な時間に生きる

ゆったりといつまでもそこにいたい
なぜそんなにみんな急ぐんだ
石のようにどっしりと動かない
大地に深く根を張り
樹のようにじっとしていたい
そうしてじっくり仕事をしたい
次から次と変わる
それが人の心を不安定にする
季節の進むはゆるやかだ
まだ春北風(はるきた)が吹いて寒い
でもゆっくりとぽかぽかと春の日が照ってくる
福寿草も光を一杯にあびて咲きはじめた
石は余裕をもってただ在る
みんな余裕がなさすぎる
余裕のない人は必ず他者を乱す
まともな仕事はできない
人間に必要なのは長い付き合い
信頼を培う長い時間が必要だ
急いでは何も成らない
じっくりと時間をかけた仕事
人間も即席には作れない
人は互いに余裕がなければ和むことができない
石や樹のように山のように
どっしりと千歳の歳月の中に休らぐ
時間の単位は一年が一〇年くらい
人も一〇年くらい勤めないとものにならない
一年くらいでやめて転々とする
時間に消耗される忙しい現代
時間の中で成長するものがある
樹は一年で一ミリとか成長している
そういう悠長な時間の作用
その中で育まれるものこそ
未来の礎ともなる

 

posted by 老鶯 at 20:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 詩全般
この記事へのコメント
大地震、大変心配しております。
ご無事でしょうか?
市役所のホームページも不通になっておりますね。
それどころではないでしょう!!
Posted by 函館市 佐藤 at 2011年03月15日 15:53
それどころではないでしょう。?とはホームページのことでしょうか?それとも私の心配です、の投稿のことでしょうか?

函館市にも南相馬市から避難された方がいらっしゃいます。(何かお手伝いをと考えておりますが)
Posted by 函館:佐藤 at 2011年04月28日 09:19
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