鮭上る(放射能が心配だ)
鮭上る鴎鷺烏みな来る
鮭上るつきぬごちそう余裕かな
大内に残れる家や冬薔薇
鮭上るは秋の季語だけど冬になっても鮭が上っている。自然の営みは凄いものがある。
同じ様な句を作っていた人がいた。今年は鮭が上るのが遅いらしい。新田川でも浪江の川でも上っている。浪江は有名だった。川がいいので鮭が多く上っていた。それが人がいないとどうなるのか?
川をどんどん上って産卵するのだろうか、そこでまた放射能の問題が出てくる。黒竜江では鮭の値段が落ちているという、回遊する魚で海に出たらまた黒竜江へ戻ってゆくからそうなる。風評被害だけどもこんなところまで放射能の影響がある。自然産卵の卵だったら浪江辺りだと相当に放射能に汚染されるだろう。そして水をかぎわけてまた産卵した川に戻ってくるとしたら水が川の水なかったら元の川に戻ってこないだろう。浪江町ではどうしているのかわからない、奇形の鮭が戻ってくるとおもしろおかしく話していた人がいたが卵などは影響されるから不安である。細胞分裂が盛んなときに放射線の影響をうけやすいからだ。
津波の跡に長々と冬の雲が棚引いている。もうあそこには家は建たないだろう。家を建てるにしても一軒だけ建てるわけにもいかないだろう。浪江の83才の老人が請戸に小屋でも建てて住みたいというけど一軒だけ住むということはむずかしいだろう。ただ海に魚がとれるし、鮭もとれる。海の幸はあるから漁はできるから住めないことはない。ただ浪江は放射能が高いからこれからどうなるのか?
大内は山側の方はわずかに高くなっていて助かった。道を挟んで平地の方は半分くらい破壊されて家を壊していた。大内も結構被害大きかったと思った。あの前は縄文時代は海だった。万葉時代真野の入江があったときも海だった。大内部落は結構古い。烏崎より古いと思う。大内と烏崎の間に村があったが消えた。烏崎が漁港ができてそれで人がふえたのか、あそこの歴史はまだよくわからない。
中ロ国境黒竜江省のサケに放射能汚染なし
http://jp.xinhuanet.com/2011-10/14/c_131191501.htm
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