2014年05月11日

六号線の夏(狭い道で自転車に乗りクルマに怒鳴られた)


六号線の夏(狭い道で自転車に乗りクルマに怒鳴られた)


大内や藤に夕日さし蛙鳴く

六号線つつじの咲くや行き来かな
新緑やライダー走り去りにけり

今は藤の花とツツジであり新緑の季節になった。六号線をライダーが走るのを見ていると確かに気持がいい。
あんなふうにしてどこまでも自転車でも走りたいなとなる。
ただライダーと自転車はずいぶん違っている。
自転車旅行してライダーの人とあっても話があわない、あうのは自転車の人なのである。
ライダーは実際は車の方と近いのである。
そのスピードでも変わらないし距離も自転車とは比べにはならない
ただ風を切って走っているところなどにている。

車だと風を遮断するから自然を感じられないからだ。

そして車とライダーと自転車乗りは仲間にはなれない
なぜか?それぞれに経験が違ったものとなるからである
ガソリンでもいくらかかるんだよと言われても車に乗らない人は
その費用についてとかいろいろな車にまつわることを話題にしてもわからない
自転車だと共通だから共感しやすいのだ
だから毎日の日常でも自転車の人とあいやすいし仲間になりやすい
自転車での苦労を語るこはになるし楽しさも語ることになるからだ
だから知っている女性は車をもっている人にいつものせてもらっているが
ガソリン代を気にして払っているとか気を使っている
自分でも車もっている人が多くても頼みにくいのである


雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る ・・・・は 小林一茶
雀は春の句だそうだ。。

人間と機械の地位逆転が生じたものであろうか?と
人人人 そこのけそこのけ 車が通る・・・


果たして何時から人間の奴隷化が始まったのであろうか?
明治6年(1873年)7月19日 明治政府 違式?違(カイイ)条例90カ条
今で言えば 軽犯罪取締り法

その中で・・「全て道路は歩行者のもの、車馬による交通妨害は 厳に禁じている・・」ことである。



こういうことを他のブログでも書いている人がいる。普通は車社会を批判しにくい。
ネットではそうした批判が普通に書かれている

なぜそれを今日感じたかというと自転車で頻繁に車が通る所にでてきたとき
突然車のなから怒鳴られたのである。
「遅く走れ、・・・」大きな声が飛んできて走り去った。
あそこは新田川の橋をわたって植松の方にでる道の細いところであり
ぎりぎりに車もすれちがっているところである。
その方向に出ようとしたとき突然怒鳴る声がしてびっくりした
自分は普通に走り横断はしない、すぐに曲がっただけである。
ただ車から見ると横断してくるように見えたのだろう。
早く走っているように見えたのかもしれない

車側から見ると自転車は嫌われている、ふいに横からでてきたりするからである
今回は別に横断はしていないしとまっている
けれども車側からは早く走っていて横切るように見えたのかもしれない
結局現代の車社会はクルマか優先であり自転車は邪魔者になる、歩行者すらそうなる社会である
だからクルマ社会批判もありうる。
この場合、何ら信号を無視したりしてわほたっていないし止まっていてもこういうことがあるのは
そこが道が狭いということもある。だから日本では道が狭いから自転車は邪魔になるのである。


はっきり言って自分はクルマが嫌いである。
今回のようにクルマ社会は非人間的なのである。突然怒鳴りつけて走りさってゆく
運転する側でもぴりぴりしているからそうなる
ちょっと間違えばすぐ事故になるのが車だからである。
そして人間的にも切れやすい人間が作られる
瞬間的にまさにどなりつけて切れて去ってゆく
そこには人間の対話はない、そういうクルマ社会も人間の心に相当影響しているのだ

例えば牛とか馬とか生物と接していれば生物のリズムになる

でも車だとクルマのスピードのリズムになりそれは人間のリズムとは違いすぎるのである
そんなこと言ったってクルマなしで今の社会が成り立つとか恩恵を受けているだろうとかなる
そういうことは言えるからクルマに乗らない人もあまり言えないのである
ただ全面的にクルマをなくすというのではなく自家用車などは一人一台でなくても
へらすことはてきる、そうするともっと余裕ができる

いづれにしろ日本は道が狭いから自転車道路も作れないのである
また坂道が多いというのも自転車に向かいないものにしているのだ。

実際にクルマと自転車は共存しにくくなっている。
そこのけそこのけクルマが通る・・・であり
自転車は邪魔だとか今回のようにあからさまに怒鳴りつける人もでてくるのである。

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