2012年08月06日

山帽子の花(詩)


山帽子の花



山帽子一木にさわに咲きにける
その一輪一輪の清らかに
日のさして風にそよぎゆれ
燕飛び交い軽快に
時に雨降り雷轟きぬ
自然の躍動のなかに花も咲き
花は造花にあらじ自然の中に
その命は自然の中に全うされぬ

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2012年06月10日

かくされしはな


かくされしはな


ほのかに

かすかに

ひめやかに

しとやかに

おくゆかし

いづこかに

さきいずるはな

ちりもつかじ

かくされさきぬ

たれそふる

とおすみとんぼ

とまりしもしらじ


くろあげは


まいつつさりぬ

ひそかなるかげ

そこによりそふ

こけむしふりぬ

ちとせのいわ

そこにしあれや

ゆうひかげ

そこにさすかな

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2012年06月02日

きりのはなの章


きりのはなの章


きりのはな

そらにうつり

みずにうつり

ちりもつかじ

たれそしる

ほのかにひるのつき

ささやきにけり

くもりなき鏡

そのすみにひそか

きりのはな

つつしみふかく

さきてあるかな

なにをかいわむや

なにもいわじ

ありとしもなく

きりのはな

かみのまそ鏡に

うつりてあるかな




まそかがみ みあかぬきみに 

おくれてや あしたゆふへに 

さびつつをらむ

        沙弥満誓

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2011年08月22日

ひまわりの詩(信頼の花)


ひまわりの詩(信頼の花)

ひまわりは大地に伸びて咲く
すくすく力強く伸びて咲く
その大輪の花は信頼に満ちている
自信に満ちて咲いている
一点の疑いもなく堂々と
隠すことなくすべてを明らさまに
そこに暑い陽ざしが照りつける
十輪ほどのひまわりがた私に向かって咲く
その時安心があり病も癒える
みんな信じあって力強く咲いている
信じないものはその輪に入れない
人間も信じ合わなければ何事も成されない
一点の疑心をもってもすべてが崩れる
信じ合うことがすべての基礎である
信じ合わなければ何事も成せない
信じ合うことによって成らざるものも成る
大輪のひまわりが今日も私に向かって咲き
わたしは励まされ力づけられる
ひまわりは力を人々に与えつづける
人の世に絶望させられし者よ
大輪のひまわりを見よ
そのそびらに大いなる山は聳え
信頼の不動なる山は厳然と聳える
そして新たな信頼を回復させよ!

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2011年08月18日

ひまわりの詩


ひまわりの詩

突然向かいの庭から塀をこえて
大きなひまわりが伸びて咲いた
らんらんとこちらを向いて咲いている
その曇りなき不純なき大輪の花
その生命力の強さをじかに感じる
ミンミンはひまわりに向かって一心になく
蝉の声をひまわりは受けとめて大らかに咲いている
ああ この大きなひまわりの燃え上がるような力よ
ひまわりはアメリカ産だから
もっと大きな広い大地と空に咲くのににつかわし
その花は世の汚れを一新するような大きな花だ!
あなたもこのような大輪の花たれ
すべての穢れを払うようなこの花の力強さ
太陽の光を存分に吸収して
灼熱の大地に立ちて咲き開く
あなたの未来はひまわりのようであれ
ただ未来に向かって咲き
太陽に向かってひたすら咲く
らんらんとひまわりは今咲いている命のかぎり
天真爛漫の大輪の花よ
そをとがめるは誰や
大輪の花を萎縮さすなかれ
あなたはこのように力強く咲き命尽きる
あなたの命は全うされた
さらなる大いなる未来が来るだろう
自然は神は汝よりはるかに大きいもの
あなたはその神の力をまだ知らない
百才を生きてもその齢は短い
青春の日はさらに余りに短い
またたくまに消失する
神を自然のすべてを知ることはできない
限りなき命の輝きよ
再生の日は激しい夏のようにやってくる
青春は蘇り新しい日は織りなされる
それが人間の歴史である。

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2011年08月01日

きりのはな(桐の花-詩)




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きりのはな


みそらにたかく

あるとしもなく

つつしみふかく

ちりもつかずに

みなもにひそか

かげうつし

ちりにけるかな

たれかしる

みそらにつきや

かげうすく

ひるしずか

しんとして

そこはかとなく

かみのみむねに

そのはなの

さきてきえにき



posted by 老鶯 at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 花の詩