天国の一つの楽園の詩
【この世からそれぞれの個性で天国がイメージされる】
様々な色の花々
赤い花、黄色い花、青い花
そのコントラストに映えて
赤い花はさらに赤く
黄色い花は一段と映え
青は深みをます
天使のように蝶が舞い
馥郁と香りは流れ充たす
十分に蜜は供給される
鳥は花を食べ木の実を啄む
種々の果実は豊に実り
食べ物の不足する心労はなし
そこに老いもなく病もない
一つの美と調和の国
石と石は黙して
木は大地に強く根を張り
信頼を深めて動かじ
かたつむりはせかされることなく
石の上をのろのろと進む
山鳩はここに集い平和の楽園
時計は止まり時は日時計が知らす
事物と事物は所を得て
言葉は本来の重みを回復する
ロゴスの完成した和合の一世界
そこは神の祝福が注がれて
選ばれし者が住む
室内楽のように心地よく響き合う
そこは小人数が集うたゆまぬ研鑽の場
一人一人が役割を担う創造の国
そこに電車の駅があり
次なる楽園に人を運ぶ
駅は新たな夢の国へ運ぶ
期待と希望の場所
いくつもの多様な国々を回る
旅に終わりはない
新たな世界へ電車は運ぶ
この世とは何か?それも謎だけど何らか天国的なものがある。何故ならいくら天国があるとしてもそれをイメージするのはこの世しかない、全くこの世と違った世界をイメージすることは不可能である。何か天国で語る時もこの世から経験したことやこの世で見たことからイメージする。全くこの世から離れた世界をイメージできないのである
だからなぜここに一つの天の国に鉄道の駅があるのか?天国に鉄道の駅があるのとなってしまう。それはこの世で経験したことから天国をイメージしているのである
鉄道の旅を私自身が経験して鉄道が好きだからそれが天国にもあるとなる。要するにこの世からしか天国でもイメージできないし全くこの世と違った世界はイメージできない、それは地獄でもそうである
現実にこの世の地獄が現在でも生々しくあり毎日のように報道されている。むしろこの世は地獄と感じるのが普通である。天国はむしろイメージの世界でしかありえないとなる。
それでもやはりこの世にあるもの見たものから天国をイメージするのである。だから天国になぜ鉄道があるのかとなる
ただ私は車は必要でも好きではないから天国には車はないとなる。この世にある物でもそんなものがない方がいいとかそんな人がいない方いいとかいくらでもある。
そういうことから天国をイメージする。軍隊とか警察はない方がいいとか病気が無い方がいいとか老いるのは嫌だから老いることがない世界に行きたいとなりそこが天国だとなる
もちろん死ぬことも無い方がいいとなりそこが永遠の命が与えられて生きるとなる。つまりこの世は地獄であっても天国的なものがありその地獄を脱出して天国をそこにイメージする
第一動物でも食われつしている世界は地獄そのものである
ゆっくり寝てもいられないとなる。
正直この世は地獄を生きることである。親鸞の言う地獄が一定の住処だとなる。人間の歴史もこれも信じられない地獄を作り出した記録である。余りにも残酷な歴史である
だからこの世の地獄を脱出して天国に行きたいとなる
人間でも地獄人間に取り囲まれているともなる。愛がどうのこうのといっても実際はエゴにしか生きられなのが人間であり生物である。そしていくら科学が発達してもやはり地獄なのである
核兵器があれば核戦争になり現実日本は被害にあい原発事故でもそうである、科学技術によってパラダイスが生まれるわけでもなく別な新たな地獄が生まれる、車が便利でも交通事故がなくならない、空飛ぶ車ができても空をそんなものが飛び交っていたら落ち着かないともなる。鳥が飛ぶのとは違うからである
とにかく天国と言ってもその人によってイメージするものが違ってくる、同じ天国をイメージしないのである
何かロゴスと言っても別なふうに解釈する人もいる
天国をイメージするにも個性によって違ってくる。だから天国でも一様ではなく多種多様だとなる。
ただ確かなことはこの世で見たものから経験したものからイメージしていることは確かである、でも個性によって見え方が違っている。
電車に乗って行くと別な世界が開けて見えるのと同じでありそこに変化がありあきないとなる。いくら天国でも同じだとあきるからである。
いずれにしろ数人でも個性ある人物が集まればそれだけでも規模は小さいにしてもルネサンスが生まれるともなる
ただ大衆とかから集団組織からは生まれない、そこはナチスのように同じ制服を着て教祖と同じ顔になる
大量のロボットの生産となる。でもそれは権力化して社会を席巻するのである
何を見るにしても個性によって見え方が違うのもまたこの世を豊かにする
みんな感じ方でも同じ色しかみないとしたら多様性は喪失するからである
カルト宗教団体は個性の否定であり一人の教祖のコピーの大量生産なのである
文明を糾弾する時そうした規格化されたみんな同じにすることで批判の対象となる
タグ:一つの天国の詩 天国もこの世からイメージする この世は地獄でもある 天国の駅 多様な天国がある 多様性が豊かにする 美の調和の天国 小規模のサークルで研鑽 ルネサンスは小都市で起きた 大都市から文化が生まれない 文化を育む場
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