2023年03月22日

春の日に飯館村から霊山から梁川へ阿武隈川を下る

春の日に飯館村から霊山から梁川へ阿武隈川を下る

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確かに六本の木である
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佐須村や去年(こぞ)の落ち葉踏み碑の一つ
これは馬頭観音だろう
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佐須の峠を越えて伊達市へ
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阿武隈川を下る
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家は兜駅である


春光や六本木見て通り過ぐ
春の水細枝写しやわらぎぬ
佐須村や去年(こぞ)の落ち葉ふみ碑の一つ
訪ね来て消残る雪や佐須の村
春の日や行合道に出会うかな
春の雲境の峠越えてゆく
春光や知らざる道を進みゆく
春光や梁川への道ひた走る
春の灯や金山町を通りすぐ
春の星なお我が家あり帰り来ぬ

広..
posted by 天華 at 17:53

2022年11月07日

相馬市の中村喫茶店が閉店した、他にもイオンが閉店した相馬市の衰退 (純喫茶は全国的にも消えてゆく)


相馬市の中村喫茶店が閉店した、他にもイオンが閉店した相馬市の衰退

(純喫茶は全国的にも消えてゆく)
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ここに五本松があり次に枯れて三本松になり遂には松は全部消えたのである
何かこれも淋しい、喫茶店も消滅してゆく、限界集落とかも消滅してゆく
温泉街も廃墟化したのには驚いたからである



喫茶店数は30年で半減! 「純喫茶」はこのまま絶滅してしまうのか

全日本コーヒー協会によれば、喫茶店数は1981年の15万4630がピークで10年後の91年には12万6260、そして2..
posted by 天華 at 10:56

2022年08月29日

秋の蝉(イオンも閉じて相馬市が何か寂れた感じになった)


秋の蝉(イオンも閉じて相馬市が何か寂れた感じになった)

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のうぜんかずらは今年はまだ咲いている、普通は散っている
季節の関係で暑さがつづき咲いているのか
もともとこの花は次々に尽きることないように咲く


うろこ雲新たな沼に映すかな
ノウゼンのなお燃え咲くや揚羽来る
秋の蝉ひびくもなしや五本松

久しきに城跡たずね秋の蝉

秋の蝉ひびくもあわれ城下町
ノウゼンの尽きることなくなお咲きぬ朝揚羽の二羽舞い来たる

日立木の道の駅の近くの五本松があった所に喫茶店があったが閉..
posted by 天華 at 19:03

2022年07月31日

合歓の花、芙蓉、ひぐらし、夏の雲 (隠された家ー八沢浦から相馬市の方へ)


合歓の花、芙蓉、ひぐらし、夏の雲
(隠された家ー八沢浦から相馬市の方へ)

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松の影芙蓉の映えて家一軒

隠されて瀟洒な家や日影道

溜池に風のそよぎて合歓の花

合歓の花枝しなだれて眠るかな

坂越えて遠山望む風涼し

蝉の声ひびきわたるや家数軒

芙蓉映ゆ家々離れ庭広し

六号線トラック休む夏の雲

ひぐらしや村々あわれ墓地たずぬ

純白の白百合に向かい雷鳴りぬ


八沢浦の方から回り道して六号線の前の道の駅に出た
そこの道は細い道であり気持いい道だった
上り下りして変化があった
一軒の瀟洒な家がありそこに..
posted by 天華 at 19:16

2021年09月07日

秋の蝉、虫の音、桔梗、秋柳( 秋の相馬市に行く)


秋の蝉、虫の音、桔梗、秋柳( 秋の相馬市に行く)

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街中に二つほど聞こゆ秋の蝉

女一人一本松に桔梗咲く

我が家に一人聞き入る虫の声

城下町六万石や秋柳

誰が家や城下町に咲く桔梗かな

秋の蝉いくつか聞こえ城下町

秋の雲影を落とすや城下町

紫の木槿に暮れぬ旧街道

旧街道虫の音聴きて帰りけり

一本松残りて暮れぬ実りかな


女一人寄るべく人もなかりしに松一本に桔梗咲くかな

宇多川の流れに秋の日の光りつつ暮るるもあわれ久々に来ぬ

親しくも松に寄りつつもの思ふ秋は来にけり虫も鳴くかな



女一人で住んでいる..
posted by 天華 at 20:06

2021年01月21日

(寒烏、冬柳、冬の月)冬の相馬の城下町

(寒烏、冬柳、冬の月)冬の相馬の城下町
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五本松だったのが三本松になりその一本も枯れていた
松は枯れやすい、ここはもう二本松になる
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これは墨絵である
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居酒屋は常連が集う場所だろう
何か冬柳にあている
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道端に一羽死にけり寒烏 
寒烏看取られるずして一羽死ぬ
五本松三本松になり冬日没る
城跡の黒橋上り冬の月
堀凍り木の影写り月光る
居酒屋や田町通りの冬柳 
冬の暮相馬の城下墨絵かな 
寒烏とい..
posted by 天華 at 21:08

2020年11月22日

冬の日に磯部ー松川浦ー相馬の城下町回る

冬の日に磯部ー松川浦ー相馬の城下町回る
(写真十枚ー俳句、短歌連作)
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クリック拡大-八沢浦
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かすかに山頂に雪が見える
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これは磯部の墓地にあった墓
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ボラが跳ねる

相馬の城下町
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クリック拡大-高い空に白鳥が飛んでいた
白鳥は夕暮れになると群れて飛ぶ

浜通り冬タンポポや望む海
松川浦小春日和や釣りの人
残菊や誰が眠るや墓一つ
とある村墓も根付く冬薊
金華山遠くに望み冬の暮
かなたかな泉が岳も見ゆ冬霞
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posted by 天華 at 21:58

2020年10月27日

柿なりぬ、古き碑、残る虫、秋の暮(日立木まで自転車でまわる)

柿なりぬ、古き碑、残る虫、秋の暮(日立木まで自転車でまわる)
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クリック拡大
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秋薔薇一輪鮮やか庭に映ゆ
ふるさとや古き碑集め柿なりぬ
柿なりて我を見つむや牛の顔
退職し車の旅や秋の暮
夕暮れて曇りし月や三本松
残る虫鳴く声幽か細き道
残る虫すがりて鳴くや老いあわれ
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秋薔薇
秋薔薇というとき何かものさびしい感じにもなるが今の40代くらいは若い、20代だとも見た、子供はもう大学生である、だいたい今の40代は30代である、若く見えるのである
ただ秋薔薇という..
posted by 天華 at 18:17

2020年07月19日

春時雨、夏の海(梅雨の晴れ間に原町の萱浜まで)

春時雨、夏の海(梅雨の晴れ間に原町の萱浜まで)
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ここまでクリック拡大
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くさふぐ
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松二本街道に影なし夏の朝    
あふれ咲く夏菊の黄に赤映えぬ
原町の通りを来たり春時雨
                                                
浪しぶき魚つりあぐ夏の海
はねとびし魚を見るや夏の海
釣り人と魚を語る夏の海
6号線夏の雲湧き鹿狼山
玄関の戸にでで虫やこもる家
街道に太くも根付く松にあれ..
posted by 天華 at 20:29

2019年09月20日

秋風、実り、秋の蝉(相馬の城まで俳句十句)

秋風、実り、秋の蝉(相馬の城まで俳句十句)
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八沢浦はほとんど荒地のままである
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五本松の二本は枯れたが三本は枯れていない
一時枯れたのがあったが枯れていない

白壁の蔵に芙蓉や庭の畑
虫の音に耳傾けむ謙虚かな
蝉の声昔遊びし神社かな

(八沢浦)
朝の風八沢浦にも実りかな
八沢浦蔵王望み実りかな
山鳩や八沢浦に実りかな
朝日さし鶏頭に実り松による

(五本松)
五本松三本松残り秋の風
なお残る三本松や実りかな

新築の家に落ち着く秋の雲..
posted by 天華 at 11:14

2019年06月16日

相馬市の日立木の柏崎のカフェドマニ (バラに囲まれた古風な館の喫茶店)

  相馬市の日立木の柏崎のカフェドマニ
  
  (バラに囲まれた古風な館の喫茶店)
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http://www.bb.soma.or.jp/~kawai-n/
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柏崎に喫茶店があることも知らなかった、薔薇の園の中にメルヘンチックな喫茶店があって食事を出していたのである
それは若い人向きのものである、あれも意外だった、あそこを通らなかったのが失敗だったのである
2013年に始めたというから津波の後でも早い時期に始めていたのである
道の駅では休んでいたがあそこでは休んでい..
posted by 天華 at 10:38

2019年03月22日

春の日に山元町までの旅の俳句と短歌

  
 春の日に山元町までの旅の俳句と短歌
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亘理まで5里中村へ三里とある
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この石はみ応えがある
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八重垣神社の松は残っていた、ここは海に相当近い
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津波の後に長い高架橋のレールになった
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クリック拡大
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ここは五本松だったが三本になった


朝雲雀六号線を遠くへと
我が家を遠く離れて春の山 
東風(こち)吹くや境を越えて遠くへと
草萌えて電車の来るや海望む
大石に一日におうや庭の梅
正宗の休みし石や落椿
春の闇三本松の浮かぶかな
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posted by 天華 at 11:13

2019年03月09日

春の日に大倉―佐須ー霊山―玉野の道

  
春の日に大倉―佐須ー霊山―玉野の道 
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大倉
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枝が折れた木
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これはアカタテハなのだろう
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樅の木の若木
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蛇のようにからまる蔦と樅
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佐須の峠より吾妻連峰―クリック拡大

霊山から見える残雪の吾妻連峰
https://hidamari.naturum.ne.jp/e2912163.html
初蝶や樅の若木の育つらむ
初蝶の崖に動かぬ一羽かな
初蝶を山の奥所に二羽見たり
猫柳山の家一軒残りけり   
東風吹くや相馬市に向かい山下..
posted by 天華 at 21:31

2018年12月14日

冬の暮(故郷俳句十句) (景観は歴史的に長い時間で作られたものだから貴重だか意識されなかった)

冬の暮(故郷俳句十句)
(景観は歴史的に長い時間で作られたものだから貴重だか意識されなかった)
隣り合い住みて長しも冬紅葉
点々と農家の古りぬ冬き暮
質実な暮らしつづきぬ冬の暮
松ありぬ一軒一軒や冬の暮
なお立ちぬ家の跡に松冬の暮
老木のここに朽ちなむ冬の菊
陽の没るや冬田に農家五本松
一本の木のここに動かず冬の暮
天明の碑近くにあれや冬の暮
なお空家大原にあり冬の暮
大原に凍み大根や農家古る
干し柿に紙漉きの里水清し
小山田に忘らる道標冬..
posted by 天華 at 10:20

2018年12月02日

冬の日の俳句と短歌 (深野のユッサから大原ー橲原ー飯館村へ―ユッサの庭は貧弱すぎる)

冬の日の俳句と短歌
(深野のユッサから大原ー橲原ー飯館村へ―ユッサの庭は貧弱すぎる)
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舞い去りぬ今日も一羽の冬の蝶
道の辺に南無阿弥陀仏木の葉散る
(深野ー大原)
深野に地元の温泉冬紅葉
集いける地元の温泉木の葉散る
大原やや大根干しぬ家古りぬ
冬紅葉水面に写し川の奥
(飯館村)
離れじや落葉に埋もれ四人石
冬日没る遠山の影刻むかな
満天に漏らさず輝く冬銀河
心澄みきらめき増ゆる冬銀河
冬銀河千、万の星秘めにけり
(真野川)
大..
posted by 天華 at 22:27

2018年09月18日

月曇る(秋の夜の相馬市)

月曇る(秋の夜の相馬市)
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この写真は相馬市のだてやのものではない

家の跡松一本残り落ちし柿
街道の松一本一本秋没陽 
月曇る相馬の城下路地の道
月曇る着物店かな城下町
月曇る着物の柄や衣替え
月曇るスナック一つ路地裏に
残る蝉奥に聞こえて家のあり夕暮れあわれ柚木村かな
ここにある三本の松我知りぬ秋の夜静か月曇るかな   
家の跡が空き地になりそこに一本の松がある、それは家がなくなってもずっとある
何年もある、近くなのだけど誰か住んでいた..
posted by 天華 at 21:50

2018年04月20日

春の日に霊山に行く(南朝を偲ぶ- 短歌十首と俳句十句)

春の日に霊山に行く南朝を偲ぶ
(短歌十首と俳句十句)
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木の根元石一つあり春日さしこの奥処にそ住める人あり
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かなたに見えるのは何の山だろう
会津の方にも見える山である。
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登山道で見つけた蝶
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霊山の苔清水
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桜は散っていた
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ここは桜が咲いて見どころがある場だった
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谷野原村
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ほとばしる滝のひびきや芽吹きかな
大岩に苔むしあわれスミレ咲く
山鳩や山間の道花の影
苔清水滴り春..
posted by 天華 at 00:02

2018年01月10日

記憶されることの大事 (記憶は場所と深く関係していた)

記憶されることの大事
(記憶は場所と深く関係していた)
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毎日特定の場所に一つ記されているのを見ると記憶しやすい,頭に残る

人生をふりかえると意外と大事なものが記憶だったなとなる
なぜなら最後は人間は本当に記憶だけに生きることになるからだ
認知症になったら本当に生きることは記憶していたことになる
それで家族の一人がその記憶したことを千回も聞かされたのである。
そして遂に死んだが今になると死んだ人の千回も語ったことが
それがその人の人生だったとなる
老人はみんな人生をふ..
posted by 天華 at 10:52

2017年12月18日

冬の暮俳句十句 (家の考察-家は自然空間を模したものとしてもある)

冬の暮俳句十句
(家の考察-家は自然空間を模したものとしてもある)
冬の暮六万石の城下かな
五本松残る三本冬の暮
乱れじや物音もせず冬日没る
石一つ村の境や冬の暮
故郷の古りにし家や冬の暮
冬の暮我が眠るは奥座敷
我が家を一人守りて冬の暮
古き家に昔を思い冬の暮
古き家や昔を想うスト-ブの火
もの言わぬ岩の重みや冬深む
奥深く岩の動かず冬の暮
冬深む奥処に岩の鎮まりぬ
半年くらい相馬市には自転車で行っていない,道の駅のところの五本松の二..
posted by 天華 at 10:15

2016年12月23日

年の暮短歌三十首 (仙台から相馬市-鹿島-原町-小高へと)

年の暮短歌三十首
(仙台から相馬市-鹿島-原町-小高へと)
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(仙台まで)
仙台に通いし電車そのひびき高鳴りつつ年も終えなむ
五年ぶり電車通りて仙台に古本買いぬ年のくれかな
仙台の長町におりて新しき通りに落葉電車通じぬ
高架橋電車は走りぬ冬の海広々と見えて船行くを見ゆ
復興の電車通りて海よりそ満月昇りて光りけるかな
日立木駅下りる人あれ冬の月寒々として光りけるかな
鹿島駅こうこうとして冬の月光りて我が一人おりにけるかな
(仮設)
仮設の食堂に通..
posted by 天華 at 11:26

2016年12月04日

一枚の木の葉(詩) (都会と田舎の相違ー土地と密着した記憶の場が田舎)

一枚の木の葉(詩)
(都会と田舎の相違ー土地と密着した記憶の場が田舎)
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一枚の木の葉
この道にゆくりなく
夕べ散りにし
木の葉一枚あわれ
なれ親しみ細き道かな
五本松の二本枯れてなし
その二本の松なお我が心にあれ
その道を我が去りゆくも
我が心に一枚の木の葉残りぬ

五本松のあるところから迂回した道はいつも自転車で行っている。
六号線に五本松があるが六号線は車が多くて情緒がない、今は国道とか高速は早いのだが記憶に残る道ではない、それはただ通過してゆくだけの道である。
何度も言うが..
posted by 天華 at 10:27

2016年11月17日

晩菊(原町へ行く旧街道の川子の枯れた松)

晩菊(原町へ行く旧街道の川子の枯れた松)
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陽のあたり小菊一杯飾る道
晩菊や旧街道の枯れし松
晩菊のとりどりここに今日も暮る
晩菊やここになおあり枯れし松
石の庭ここに落ち着き紅葉燃ゆ
明らかに夕星(ゆうづつ)一つ冬に入る
石二つ庭に眠るや月明かり
枯れし松なおここにありその生を留めんとして冬に入るかな
この道の落葉の雨にぬれにつつ我が踏みつつ今日も暮れにき
木枯らしや老いてあわれも散り散りに木の葉散らさる事故の後かな

今は秋から冬..
posted by 天華 at 20:33

2016年10月22日

取手から来た歩く旅人 (秋の日に鹿島駅前で話する)

取手から来た歩く旅人

 
(秋の日に鹿島駅前で話する)

 
1871年(明治4年)- 廃藩置県により、常陸国に属した現・久賀地区が新治県、下総国の属した小貝川以南が印旛県に属する。
1873年(明治6年)- 小貝川以南が千葉県に属する。
1875年(明治8年)- 小貝川以南が茨城県に編入される。新治県は廃止され、久賀地区も茨城県となる。
1885年(明治18年)- 地積編成により、取手村と大鹿村が合併して取手村になる。
1889年(明治22年)- 市制町村制の施行により、取手村と台宿村が..
posted by 天華 at 20:14

2016年10月16日

月影の魅力(相馬市の城跡周辺の不思議)

月影の魅力(相馬市の城跡周辺の不思議)
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我が街の細道行きて秋の薔薇一輪あわれ菓子屋のありぬ
満月や平野に実り喜びを分かちあわなむ故郷に住む

秋の城跡
長々と秋の柳のしだれにつ
城跡に秋の日ざしかな
その残れる石垣に偲ぶ昔や
相馬六万石の何か淋しき
その街の細道行きてあわれかな
何か営みのあるべし
街を出て微かに鳴きぬ虫の声
その音に我は耳を傾けしも
芒はなびき所々稲は刈られぬ
五本松に月影の道我は帰りぬ
昔あれ月影に浮かびし城や
そも幻となれやただ石垣のみあり
(城に..
posted by 天華 at 17:20

2016年08月10日

5000キロ自転車で走ってきた老人 (元気な老人に元気ない若者?)

5000キロ自転車で走ってきた老人
(元気な老人に元気ない若者?)
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5000キロ駆けぬけて来ぬ夏の暮
5000キロ駆けて我が町夏燕
街道や木槿の咲きて夕暮れぬ
街道の道の細しや木槿かな
六万石城跡あわれ木槿かな
六号線鳴きあう蝉のひびくかな
ミンミンの高くひびきて六号線
五本松夕蝉鳴いて帰るかな
今日六号線であった人には驚いた。自転車で5000キロ走ったという、日数は50日間であり一日百キロ走っているという、普通のマウテンバイクであ..
posted by 天華 at 21:13

2016年04月17日

余花十句(夕暮れの街道を相馬市の城跡まで)

余花十句(夕暮れの街道を相馬市の城跡まで) 
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草青し雨濡れ夕べ春の虹
夕風にゆれやまぬかな山桜
薬師堂古き碑並び花散りぬ
街道に夕日さし松に山桜
花映えて鳩むれとぶや街の空
城跡に夕鶯や月もいず
四十雀枝わたるかな残る花
夕月や薄紫のつつじかな
城跡に余花のあわれやいずる月
人去りて眠りにつくや余花に月
城跡に残れる花や幾人か心静かに夕べ歩みぬ
夕暮れにかそかに残る花も散る城跡静か歩みけるかな
雨の後残れる花に夕日さし..
posted by 天華 at 22:30

2016年04月09日

花見(相馬市へ夜桜を見る)

花見(相馬市へ夜桜を見る)  
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新しき自転車買わむ燕来る
鳴きにつつ鳥飛び来る朝桜
朝夕に中館の桜家に見ゆ
この道のゆく人まれに花の影
故郷や母亡き後や花曇り
買い物や原町に来て夕桜
街道や枝垂桜の花の影
混むでなし六万石の花見かな
宇多川の橋を渡るや春の星
城下町枝垂桜や繊き月
夜のふけぬ枝垂桜に繊き月
五本松通りて帰る春の闇
眩しくも新田川に陽は落ちぬ岸辺の桜今盛りかな
訪ねれば一夜の嵐に櫻花散りにし..
posted by 天華 at 22:33

2016年03月22日

春満月(津波より五年すぎて平和を感じるー松川浦へ)

春満月(津波より五年すぎて平和を感じるー松川浦へ)
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新しき加工場でき蕗の薹
津波後松川浦に春の鴨
おおらかに春満月や姉の顔
ほほえむや春満月に星一つ
春満月我が家をのぞく平和かな
屋形にそ春満月や幸めぐる
春満月徐々に平和のもどるかな
人のあれ鬼越館に春満月
梅の花日々ににおいて散るころにさらに濃くして匂いけるかな
ゆくりかに春満月の昇りつつここに落ち着く五本松かな
東風吹きて松川浦のさざなみぬかなたに広く海を望みぬ
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津波から五年は..
posted by 天華 at 23:07

2016年02月19日

紅梅(新しい相馬市の市庁舎が建つ前で話した)

紅梅(新しい相馬市の市庁舎が建つ前で話した)
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紅梅や日立木過ぎて相馬市へ
紅梅やほのぼのと赤い有田焼
梅をまた開きそめるや六号線
春の日や買い物楽し街に来る
我が買いぬ茶碗二つや春の色
五本松浜街道や春の月
石三つ我が庭狭く春の月
相馬市で新しい市庁舎を建てる工事をしていた。そこに一人の年配の女性が立っていた。
「ここもやはり他と同じような建物になるのか」
「和風の建物」
「入母屋作りの屋根の建物、市民会館から道の駅でも建物が統一されているから
相..
posted by 天華 at 00:05

2016年01月30日

雪ふる城下町(雪のふるなかに相馬市へ行く)

雪ふる城下町(雪のふるなかに相馬市へ行く)
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宇多川の橋を渡るや小雪ふる
小雪ふり大雪ふりて夜となる
水仙に小雪のふるや土手の道
軒低く雪ふり暮れぬ城下町
鴨数羽城跡の堀今日も暮る
細雪夕暮れ静か五本松
道の駅雪のふり暮れ五本松
我が庭に石のありつつ小雪ふり母亡き後や蠟梅の咲く
我が家に母を介護すその部屋に蠟梅の咲き母は死ににき
百歳を生きにし母や今朝見れば雪の積もりて蠟梅の咲く
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昨日は歯医者もあり用事があって相馬市へ自転車で行った..
posted by 天華 at 11:09

2016年01月23日

寒雲(相馬市へ行く)

寒雲(相馬市へ行く)
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寒雲に北風鳴りて五本松
山脈に寒雲の影橋わたる
寒雲に二両の電車や昼の月
宇多川の橋をわたるや冬芒
城下町軒を並べて寒さかな
城下町相馬六万石冬の暮
大手門狭しやあわれ冬の暮
相馬市の女性の医院に飾りたる花の絵にそほのぼのとしぬ
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浜街道の五本松の端の一本は枯れてきていた、すると五本松ではなくなる
何か松は枯れやすいのである
相馬市については前にもいろいろ書いたけどなぜ情緒があるかというとそれは意外なものである..
posted by 天華 at 21:38

2015年12月15日

母は今日出棺して火葬場でお骨にしました

母は今日出棺して火葬場でお骨にしました
我が母の出棺の日や冬の朝
冬の草母をはふりて石一つ
火葬場や石に咲きしは冬椿
冬静か二人のみして母おくる
骨となる母の亡きあとや冬景色
朝早み我に食事を用意する高校の時や母を思いぬ
我が家に姉の写真も飾りつつ母をおくりぬ冬の朝かな
遺体を焼いて骨にすると本当にその人はこの世から消える、今日は8時30分に行き焼いた、そこには一人もいない、二人で待って骨を拾った。もう一人は来ていたが用事があって帰った..
posted by 天華 at 18:24

2015年11月15日

晩菊(墓地のある路地裏の道)

晩菊(墓地のある路地裏の道)
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この駅舎とそっくりなのである

枯菊や二両の電車に駅舎かな
晩菊や路地裏通り墓の前
晩菊や古き碑残る街の中
晩菊や雨ぬれあわれ路地の裏
五本松一本枯れるや冬に入る
残菊や街道に残る五本松
ひらひらと木の葉の散るや六号線車は見ずに過ぎ去りにけり
残菊の咲くを見ゆるも六号線車は見ずに過ぎ去りにけり
墓の前木の葉散りにし今日もまたこの道通りなお母生きぬ
枯菊に駅舎がにわっている。駅はさびれている。だから枯菊が..
posted by 天華 at 23:43

2015年09月22日

初秋松川浦と浜街道をめぐる


 
初秋松川浦と浜街道をめぐる(写真)
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藤の蔓ここに残りて春なればまた咲かむかな死者を弔ふ
この後ろに残っているのは奇跡の藤の蔓だという、津波にも残ったから春になると藤の花が咲くのだろうか?
それはあたかもその花が死者を弔うともなる

松川浦初秋の風や舟一艘
松川浦釣り人一人秋の雲
海の風松に薄や社古る
島見えて塩釜神社に薄かな
文字島に秋の鴎の一羽かな
柿なりて街道暮れむ細き月
五本松夕月いでて実りかな
街道の五本松暮れむ稲刈りぬ
しみじみと秋夕焼けの濃..
posted by 天華 at 20:13

2015年06月21日

夏の日々(相馬市の道の駅までーシリーズ2)


夏の日々(相馬市の道の駅までー2)
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これは岩袋ではない、名前がわからなくなった

ここまでクリック拡大
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老鶯や離れつ藪に鳴きて暮る
老鶯やいつもの道に雨しとと
青葦の伸びて長きや風そよぐ
紫陽花や朝に水滴色づきぬ
遠くへと6号線に立葵
旭川のナンバーのあり夏燕
クローバーの匂いや夕べ走り去る
道の駅燕の雛の育つかな
一等星我に煌めく夏銀河
夏銀連なる星の一つかな
蠍座の赤く光るや夏銀河
全天に頭めぐらし夏銀河
雨の後塀よりあふれ山帽子風にそよぎて朝の日まぶし
この道の木陰の..
posted by 天華 at 04:52

2015年05月27日

藤の花の俳句連作(まとめ作品鑑賞)


藤の花の俳句連作(まとめ作品鑑賞)
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日立木の五本松
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鹿島の蔵
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しのぶれどとは薔薇の名前

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相馬市や夕日のさして藤の花
朝静か図書館の前藤の花 
夕月や藤棚しつらえ町屋かな
相馬市の道の駅かな藤の花
道の駅曲屋風や藤の花
街道の松影なして藤の花
五本松変わらずここに藤の花
釣人や夕べ水面に藤写る
街中の倉に紋かな藤の花(鹿島)
公園に今日も我が寄り藤の花
白藤にしのぶれどかも室の中
六号線日影の歩道藤垂れぬ

ハイクは短いから連作にしないと作品にならない
一句一句鑑賞するのが無理なのであ..
posted by 天華 at 21:05

2015年05月09日

藤の花と五本松 (相馬市の道の駅から日立木の街道)

藤の花と五本松

 
(相馬市の道の駅から日立木の街道)


 
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神社の墓地の公園の藤もいい
あそこには復興団地ができたから何か都市の公園の感じになった
でもいつも人はあまりいないが増えたことは確かである。

道の駅曲がり屋風や藤の花
藤の花今日も暮れゆく五本松
五本松変わらぬものや藤に松
街道の松影なして藤の花
釣人の今日もありしや藤写る

街中にそちこち赤しチューリップ今日も用あり街をめぐり
公園に昼間人なく藤の花白つつじにそ映えて垂れしも
影なしてこの細道に藤の花風にそよゆれ夕ぐ..
posted by 天華 at 10:30

2015年05月04日

夏になり様々な花が咲き買った

夏になり様々な花が咲き買った
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八重桜影なす下に小花かな
釣人や夕べ水面に写る藤
蛙鳴き夕日さし暮る五本松
夏燕ハーレーダビドソンに去りにけり

しのぶれど薄紫のその薔薇の我がたもとに咲きて夕ぐる
街中にそちこち赤しチューリップ今日も用あり街をめぐり
我が庭の七輪の牡丹風に散り残る一輪見つつ暮れにき

昨日の夕方に溜池で釣りしている人がいた。藤の花が水面に写っていた。
釣りしている人はなにか自然と調和している感じになる
でもあの人は違っていた
パチンコならもうかるけ..
posted by 天華 at 23:24

2015年03月05日

復興とは経済的復興だけなのか? (田がない田園都市がイメージできない)


復興とは経済的復興だけなのか?

 
(田がない田園都市がイメージできない)
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田んぼがあり山から水が流れてきて山の神の信仰が生まれた
それは江戸時代の前からつづいていたのである。
その田んぼがなくなる世界がイメージできない
そこで思考停止になってしまう
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田んぼなくなったあとの世界がイメージできない
田園都市とは何なのか?
田んぼがなん田園都市が日本ではありうるのか?
そこは公園のようなものになるのか、原始の森になるのか?
その変化に対応できない
ひまわりを植えてひまわりの田園都市なのかともなる..
posted by 天華 at 00:13

2015年02月23日

五本松俳句十句 (日立木から相馬市の城跡へ)

五本松俳句十句
(日立木から相馬市の城跡へ)
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草の花たどれる道や五本松
五本松老人集まり秋日没る
高齢化芒のあわれ五本松
夜もふけぬ月影さして五本松
冬の朝身の引き締まり五本松
冬日没る鬼越館に五本松
五本松ここに変わらじ冬田かな
五本松質実にして冬田かな
春北風に日も暮れなむや五本松
春の暮城跡たずね五本松

昔の街道には浮世絵でも良く松がでてくる。その松もいかにもいい松なのである。
街道にはどこでも松並木がありいい古い松があった。
日本は松の国である。松は何か人間に見え..
posted by 天華 at 19:18

2015年02月23日

梅咲くー春北風(はるきた)ー日立木から黒木まで

梅咲くー春北風(はるきた)ー(日立木から黒木まで)

まちばばし紅梅咲くや我が来る
春北風や日も暮れなむや五本松
春北風(はるきた)に向かいて走る坂越えて黒木までかも行きて帰りぬ
日立木の薬師堂に咲く紅梅やここに祈りぬ昔の人かな

3カ月ぶりなのか4カ月ぶりなのか相馬市には行けなかった。寒かったのとなかなか介護で出れないためである。
介護でショックだったのは自由に外出もできないことであった。
最近また弱ると手がかかる。便の始末とかでもかかる。
だから家で介護することは離れられなくなる..
posted by 天華 at 17:12

2015年02月11日

冬樹(農家は人間に存在感を与える)


冬樹(農家は人間に存在感を与える)
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労務者や夕日のさして冬の草

我が庭に新しく置きし石一つ雪の積もりて重さを増しぬ
蔵に雪二本の樹の変わらずに池は凍りて農家の暮れぬ

この辺は今は除染の労務者が多い、3500人くらい入っている。だからいたるところにプレハブが建っている、またここに建ったのかとなる。
だからホテル関係や食堂や労務者が使うものなどは売れている、コンビニも夕方になると混んでいる。
何か人が多くにぎわっているから復興しているのかと外から来た人が言っていたがそれは地元の人ではない..
posted by 天華 at 10:28

2014年12月02日

冬の短歌十首(鹿島から相馬市の城跡へ)


冬の短歌十首(鹿島から相馬市の城跡へ)
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しばらくは栃窪遠し町に住み大石こそや冬に鎮まる
五本松冬の夕暮れここにしも常にしあれば心静まる
誰か知る鬼越館に北風のここに唸りて砦守りぬ
日立木の細道あわれ冬の日や町場橋をわたり帰りぬ
街道の松並木かな冬の陽の没りて淋しも人も絶えなむ
赤々とと冬の紅葉や城跡に夕日のさしてたずぬ人かな
城跡に落葉を踏みて夕暮れや城下の細道めぐり帰りぬ
一杯の茶を飲みなむや城跡の冬の紅葉の心にしみぬ
大町に冬の柳の長々としだれて暮れぬ相馬の城下
大野にそ古き碑あ..
posted by 天華 at 11:37

2014年10月30日

霊山まで秋の俳句十句 (鹿島→栃窪→大倉→佐須→霊山→玉野)


 
霊山まで秋の俳句十句
(鹿島→栃窪→大倉→佐須→霊山→玉野)
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秋日さし老木保つ齢かな
老木に晩菊映えて介護かな
土壁の蔵や黄落に日のさしぬ
柿なりて土蔵に映えぬ畑に人
晩菊に石の動かじ門の脇
晩菊や栃窪村を過ぎにけり
碧水に紅葉写りて巌かな
この家に紅葉燃ゆるも人住まじ
空は澄みともに燃えなむ紅葉かな
峰々の連なり高く秋霞
みちのくの吾妻連邦秋霞
晩菊にコスモス映えて日のさしぬ
旧道をたどりて秋の昼の月
秋日さし玉野に古りぬ碑の四つ
三日月や夜に影なす五本松
木を叩くキツツキの音霊山..
posted by 天華 at 21:56

2014年09月09日

ひまわりの市となった南相馬市 (今年は夏と秋が一緒にある)

ひまわりの市となった南相馬市
(今年は夏と秋が一緒にある)
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ひまわりを燃え尽くさんや直射かな
ひまわりや背中に汗や畑に人
ひまわりや畑に人あり暮れるかな
秋の蝉夕暮れひびき屋形かな
花瓶に咲くひまわり外の光を求めもだえけるかな
痛いほど直射にさらされひまわりの今日も咲きつつゴッホは外に出る
ひまわりや今命の燃えるとき幾羽の揚羽舞にけるかな
ひまわりのあまた咲くかな朝開けて仕事始める南相馬市
この道や稲穂の実り萩の花五本松かな道の..
posted by 天華 at 16:27

2014年06月10日

梅雨 (相馬市の道の駅でまた老人が集まっていたー避難民の補償金がやはり話題になる)

 

梅雨 (相馬市の道の駅でまた老人が集まっていたー避難民の補償金がやはり話題になる) swallowwwwshop.jpg

小雨ふり朝の草原夏雲雀 6号線燕の雛やはや育つ 梅雨の日や老人集う道の駅

ローソンの屋根の下に燕の巣があった。すでに巣立ちするように大きくなっていた。 いつのまにここに巣を作っていたのだろうと思った。 あそこは意外と安全である。 人がしょっちゅう来るから烏とか雀にねらわれない 燕が巣を作る場所に一黒苦労する あそこはいいところを見つけたと思う..

posted by 天華 at 19:39

2013年08月27日

相馬市の花屋でまた花を買う (生け花、フラワーアレンジメントは自分に向いていた)

相馬市の花屋でまた花を買う (生け花、フラワーアレンジメントは自分に向いていた) FSflowerstationsoma2.jpg クリック拡大 五本松ここに変わらず実りかな とりどりの花に実りや農家かな 農家あれ松に実りの前田かな 橋一つ一雨ふりて秋柳 秋柳小泉川や城下町 長々と柳の垂れてそよゆれぬ小泉川や秋の夕暮 今日はまず自転車でイオンのプリント屋のキタムラで印刷しようとしたがUSBを忘れたので駅前の花屋によって花をまたあしらってもらった。葉も売っていて..
posted by 天華 at 23:04

2013年05月20日

田んぼは米を作るだけではない日本人の血肉となった風景だった (グロ-バル化で文化が破壊される深刻さに日本人は気づいていない)

田んぼは米を作るだけではない日本人の血肉となった風景だった (グロ-バル化で文化が破壊される深刻さに日本人は気づいていない) gohonnmatuuu11.jpg 相馬市の風景 sougennnn123.jpg 南相馬市の風景

五本松植田になじむ景色かな

草原のかなたに望む夏の海 老鶯や広間に障子ものを書く

遠くまで夕べ明るし夏雲雀 rououuu123.jpg

この辺の不思議は南相馬市と相馬市とは今や違った風景になっていることでてある。このことは前も書いてきた。すでに津浪原発事故から二年過ぎた。でも南相馬市と相馬市は風景が違っている。..

posted by 天華 at 21:10

2012年12月27日

冬の空 (新しいパナソニックの電動自転車をとりに原町へ)

冬の空 (新しいパナソニックの電動自転車をとりに原町へ) fuyuaozora222.jpg クリック拡大! fuyukarekimichi.jpg

停まるままス-パヒタチ年の暮 冬の空青の深さや長き雲 枯松の生きてあれしや冬の草 枯芒水面に写り波紋かな 枯芒夕日のさして風もなき 冬日さし庭の手入れや寡婦一人 冬の空澄みて梢に高く鳥鳴きつ飛びわたるかな朝の清しき

凍雲の長々と伸び原町の空や電車の通じるざるかな karematuuuuu1111.jpg swannnyuube111.jpg

今日は原町に電車でまず自転車屋に行きパナソニックの最新式の電動自転車をとりに..

posted by 天華 at 22:04

2012年05月08日

夏の俳句十句(浜街道を相馬市まで)

夏の俳句十句(浜街道を相馬市まで) kura,ommm1111.jpg

我が家や姉亡きあとの牡丹かな

街中の倉に紋かな藤の花

家新し広がる夏野住宅地

仮設の畑の広し夏の午後

ほしいまま草原を飛ぶ夏燕

自転車に遠くに行かむ夏燕

街の中羽つくろうや夏燕

水張る田田鴫のあまたいでにけり

詩碑には遠潮鳴りと若葉かな

城下町辻を曲がりて日影かな shigiiiiii123.jpg 水張る田田鴫のあまたいでにけり

八重桜咲きて来なれし道歩む介護しつつも今日も暮れなむ

街道に二本の松や八重桜ここに咲きにつレストラン..

posted by 天華 at 17:23

2012年04月02日

写真でみる最近の南相馬市 (写真が語る心象風景)

写真でみる最近の南相馬市 (写真が語る心象風景)

百聞は一見にしかずという。言葉より写真が語る時代でもある。

kasetunew3333.jpg kasetunew2222222.jpg ここも仮設なのか?人が住んでいるのか、ガスボンベなど設置しているから住んでいるのか? それともこういうい仮設を売り出しているのか、人が住んでいる気配はない、仮設の需要が多いから作ったのか、一軒一軒の仮設である。南相馬市で1万5千戸の仮設は多いよな

pachinko1111.jpg ダイナムというパチンコ屋ではいつも車が一杯である。パチンコ屋でがんばってどうなるのだ..

posted by 天華 at 21:23

2011年11月20日

冬夕焼け(浜街道-牛越城-五本松)

冬夕焼け(浜街道-牛越城-五本松) fuyuuyuyale1111111.jpg

大原に老人残り冬夕焼け

牛越城五輪塔や冬夕焼け

みちのくの冬夕焼けや光堂

石垣に冬夕焼けや六万石

頬伝う時雨や枯れて残る松

重き荷や自転車に坂時雨かな

山茶花の白にほのかに紅の色媼(おうな)のひそか街に残りぬ fuyumattukkk.jpg

今日は冬でもあたたかった。イオンに行く時、昔の浜街道を行く、植松から五本松に出るところで曲がった急な坂がある。あそこを年取った人がうしろにトイレットペ-パ-積んで運んでいた。あれは楽..

posted by 天華 at 21:33

2011年08月30日

草原を飛ぶ夏の蝶

草原を飛ぶ夏の蝶 summmerwinds.jpg 草原に風のそよぎて夏の蝶

草原を風の渡りて夏燕

朝の庭影なし涼し手水鉢

草原に風のそよぎて津浪あと秋めく白し雲の広がる

街道の五本松の一本松枯れつつ残り秋の蝉鳴く

草原化した自然というのは本当に不思議である。それはいつでもモンゴルの平原に住んでいるのと多少にている。毎日あのうよな広々とした所に住んでいる人の気持ちはどうなるんだろとう思う。水田とは余りにも違いすぎるからだ。ジンギスカンやモンゴル帝国が生まれたのも歴史的必然だ..

posted by 天華 at 19:28

2010年09月10日

秋の蝉(俳句と短歌の相違)


村淋し鳴きやみがちな秋の蝉

どこにでも空家の増える秋の蝉

秋の蝉鳴きやむあわれ明日もまたここに鳴くらむ淋しき村かな

街道の残れる松や相馬より帰る夕べやかすか虫鳴く


村淋し鳴きやみがちな秋の蝉

秋の蝉鳴きやむあわれ明日もまたここに鳴くらむ淋しき村かな


上は俳句的であり下は短歌的である。これを読むと限界集落とか淋しい村を想像してしまうだろう。別にこの辺の回りの部落であり限界集落のことではない、確かなことは日本全国で空家が増えている。街の回りでもそうだし街中にも空家があるシャッタ-通り..

posted by 天華 at 08:16

2010年02月14日

五本松の枯れた松

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夕闇の雪に映えつつ枯れし松


一本の枯れにし松の雪に映え我がより帰りぬ五本松かな

夕闇に枯れにし松の一本や標となおも雪に映え残る

魚売りの女(ヒト)のしばらく来ずなりぬ積もれる雪や病なるらむ

五本松の枯れているけど一本立っている松は今や不思議である。90何歳とかで生きている老人も今は多い、その松ににあっている。あの松を見ると必ず家でもそうだがそうした老人をイメ-ジする。松は極めて人間的なのである。これが高い樅の木とか杉だとかなるとそうはならない、松は人間が立っているように昔から見てい..

posted by 天華 at 21:41

2010年01月03日

寒椿(冬の街道の行き来-原町まで)

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寒椿最期を全うする命かな

溜め池の凍り忘れられる馬頭の碑

枯芒隣の街へ行き来かな

蝋梅や還暦過ぎし男女かな

我が庭に蝋梅の蕾かそけきや母なお生きて家のつづきぬ

今日も見る街道の松枯れにしを朽ちゆく命あわれなるかな

 

最近イオンができたので近道として植松の方を回る。あそこに広い溜め池があり馬頭観音の小さな碑があった。これは普通気づかない、馬頭観音の碑は多いのは当時の交通は馬車であり馬が主役だった。今の車が馬だったのである。だからこんなに多いのだ。これも大正..

posted by 天華 at 21:00

2009年12月04日

冬の鳩(つづく介護)


優しさや介護の助け冬の鳩


老人の介護に追わる師走かな

夕暮れむ五本松に落葉かな

認知症の介護からまた帯状湿疹から介護になった。前にも書いたけど介護とか病気になると俳句とか短歌ができやすい、正岡子規のことをNHKで放送していたのでそのことを書いた。
「優しさや介護の助け冬の鳩」この句は何なのだろうと自分自身が作って不思議だった。作った本人が不思議なのだから他の人は何のことかわからないとなるのが多いだろう。鳩のように素直であれというとき鳩は平和の象徴である。冬の日に介護で助けられている..

posted by 天華 at 20:58

2009年11月29日

冬の雲(電動自転車で鹿島から原町へ買物)

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松一本街道に残り枯芒


五本松名のみとなりて冬の暮

三色の冬薔薇映ゆ瀟洒な家

黒竹に映えて暮れにき冬紅葉

駅遠く街のはずれや冬の雲

寝たきりに動かぬ病人冬の雲

街道の一本松のあわれかな枯れつつ残り芒も枯れぬ


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クリック


日吉神社のある一石坂を今度買ったヤマハのパスブレイスの最新式で上った。これは坂に強い、距離も百キロはでる。ここの坂はきついから10年間くらい上っていない、歩いて上るとへとへとになる。他でも飯館でも坂上るのに半日かかるからなかなか行けない、これだとそれほど疲れずに行ける。こうい..
posted by 天華 at 20:24

2009年11月08日

空蝉(うつせみ)の意味-一本松


悲しさや鳴かざる蝉を手にとりぬ


この道に二輪咲きにし秋の薔薇一輪散りて夕暮るるかも

この道に木の葉の散りて夕暮れぬ行く人もなく一本の松

五本松に一本松のなお残る久しく行かじ冬となりしも


人間は生きているときは話つづける、騒ぎつづける。しかし死ねばぱったりと何も言わなくなる。姉が火葬場で燃やされるときひぐらしが鳴いていた。それで蝉のことを俳句にしたことを思い出した。俳句は短いからその人がどうしてその俳句を作ったかの背景を知らないと鑑賞できない文学である。人間もはかない蝉である。一時騒..
posted by 天華 at 15:55

2008年04月22日

相馬市から日立木−陸前浜街道の春

kaidoukazu1.jpg  相馬市から日立木の旧街道の春

道の駅相馬に休め蛙鳴く

大池に写る桜や錦鯉 この辺り蝶の眠るや夕日影 蛙には土筆タンポポ大きかな 五本松昔の街道夕蛙 kaerutata1.jpg


nishikisakura1.jpg  花散れるあとのさみしき六万石相馬の城跡誰か訪ねむ 相馬にし名残りの花や路地曲がり柳に橋や城下町かな 久方の光のどけき大池に花の散るかな錦鯉見ゆ 街道の真昼静かに鶯の鳴き蛙も鳴き花の影かな 街道の名残の松の五本かな夕日のさして蛙鳴..

posted by 天華 at 20:46

2007年11月08日

陸前浜街道−晩秋の道

harayado1.jpg yanakaido.jpg 街道の一すじ伸びて冬柳 昔なる原町宿や冬柳 二本の大杉ひびく秋の朝 大堀に柿のあまたや窯多し 大堀や農家の釜元柚子なりぬ 水清し夕べの流れ菊畑 夕暮れぬ旧街道や秋の薔薇 晩菊や街道暮れて行き帰り 五本松残る一本の松枯れむ晩秋の朝に我見つゆくかな 行き帰り松一本の親しかな畑の道の秋の夕暮      陸前浜街道の原町宿は真っ直ぐな道が伸びている。昔もここは真っ直ぐだった。..

posted by 天華 at 20:52

2007年09月08日

残暑(再び葛尾(かつろう)まで)

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夏菊やコンビニにより遠出かな

たどりつく片倉までや残暑かな 山蟻やまた一坂越えるかな 五つ石我がまた休み残暑かな 涼しさや日がなあふれぬ井戸の水 山路来て萩に野菊に薊かな 葛尾に入るや道の辺秋薊 山の墓所岩の墓建つ残暑かな 山深み家々離れ秋の蝉 山深み西日に薄迷う道 折り畳み自転車かかえ夏燕 葛尾(かつろう)へ日影の道の長々と未だ七キロ道遠しかな 山深み葛尾へ入る道長く待宵草のここに咲くかな 山深み..

posted by 天華 at 20:58